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デスシャドウに死角はない!
リトル・ハーロック〜   「ジークフリート」より
今週は比較的作業時間を確保せざるを得ないような状況でした……単純作業ゆえに、「あらかた今回の更新でおさえておきたい」という気持ちで作業を進めましたが、本当に単調な作業で、少々食傷気味です\(||_ _)/
今週の作業は、これです。インテーク及びダクト部分のフィンの設置、ひたすらプラバンを切り、開口部に収まるサイズに調整し、接着していく……ただひたすら、その繰り返しでした。
そういった事情につき、実はあまり講釈することがありません。
1ミリ厚のプラ材を主に使用しています。実際にこの作業の段階で、「開口部などの寸法合わせがきちんと出来ていない」ことが露見しています/(x~x)\
同じサイズのプラ材が、右端に挿すと「ゆるく」、左端に挿すと「きつく」というのは、一体どういうコトか……(;´▽`A``。
いい歳になるというのに、そういうことで深夜に愕然としている己もどうかと思いますが(´ヘ`;)
完全に固定されたものから、ダクトの傾斜に合わせて斜めにカットしていき、荒めの耐水ペーパーで表面を整えておきます。
艦尾付近の小型のダクト類も、同様の処理です。
そして、最後の大物は艦体を取り巻いている部分のフィン設置です。六角形というやっかいな形状をしていますが、まずは角の頂点に一枚ずつ設置してみます。

次は、角に一枚ずつ挿した、その中間に各一枚挿してみます。この段階である程度の出来が決まってしまいそうなので、何度かやり直しています。
しかし、やはりここでもインテークの寸法にかなりのバラツキがあることに愕然( ̄^ ̄) 。
目で見ている限りでは、先入観もあるせいか、殆ど気にしていませんでした。いや……ぬるい作業を重ねていたとも言えそうですね、これでは……。
フィンの取り付けが終了。ここでもフィンをカットしていきます。他の部分は開口部と平面に慣らしていましたが、この部分は大きく開口部からはみ出しますから、カットにも神経を遣います
もちろんここも仕上げが必要です。金属ヤスリと耐水ペーパーで処理していきます。
耐水ペーパーは、180、400、600、1000の順に使用していますが、この時にあえて「インテークのエッジを落とす」ことを意識して処理しています。
絵であれば問題ないのでしょうが、立体ではそういう料理をしないと、飛び出しているフィンとインテークの開口部がしっくりきません。
これで作業終了です。艦体下部中央のインテークが、がらんどうになっていますが、原作を見た限りではこの中にフィンの存在を認められませんでした。
これで、残っているフィンは大型のもの2枚と、まだ取り付けていない下部の大型ブロック部分のみです。
今回設置したフィンの数は45枚弱といったところでした。(-_-;)
中性洗剤と歯ブラシで徹底的に洗い、久しぶりにサーフェイサーを吹いてみます。
フィンの製作に関しては、その単調さと、存外難しいということもあり、ちょっと今まで避けていた面もあります。
平凡単調な作業の中に、実は真の力量が現れてしまうというのは、非常に冷や汗ものでした(-_-;)。
しかし、作業工程そのものは、これでなんとかクリア出来ましたので、いよいよデスシャドウに関しては先が見えてきた感があります。
夏、ぐらいが目標となるでしょうか……もちろん、まだトラブルが待ち構えているかも知れません。
いずれにせよ、悲観せず、楽観せず、竣工の日に向かって歩んでいくだけです。