「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る


「俺たちもあんな船に乗れるかな……」
「心配するな、俺が造る。必ず俺が造ってやる!

ハーロックとトチロー〜   「ワルキューレ」より
ここのところ、更新作業がルーズになっているような印象を与えていると思います。
……言い訳を書いていくとキリがないのですが、前回も書いたように、いろいろあって集中出来ないような状態です。一番はやはり体調でしょうか……今は「無理をしない」ということを第一に考えていますので、今しばらくは、じれったい展開が続くかもしれません。
さて、デスシャドウです。前回はサフを吹くところまで進めましたが……。
サフが乾いてみると、やはり自作や大幅に手を加えた部分にアラが見つかります/(x~x)\
こういった部分を、いかに潰していけるかが、最終的な仕上がりの良し悪しを左右するのは解っていても……どうにもじれったい作業です。
瞬間接着剤で補修し、400・600の順に耐水ペーパーをかけていきます。
スジボリのモールドを、かなり削ってしまったように思え、もう一度気になった部分を掘り直しています。
そして、ここで一度水洗いして様子を見てみます(;´▽`A``。
どうも作業が雑だったようで、まだまだウイークポイントがありました。
今度はプラパテで補修します。瞬間接着剤と違い、感想時間を必要とするので、これで艦体は一昼夜は手をかけられません。

この間に、別パーツを進めてみましょう。
艦体下部の大型インテーク、砲塔が乗る部分です。
以前に用意していたのですが、紛失してしまいました(;´▽`A``……そこで、以前レストアしようとしていたジャンクパーツを素材にします。
艦体に取り付けたとき「潰れ過ぎ」なので、高さを増すためにプラ材を接着。
角度がついている部分なので、デザインナイフで修正を加えつつカットしていきます。
艦体に仮乗せしたのが下の写真です。
パーツの色が暗いために、ちょっと解りづらいようですが、この作業により、かなり開口部のサイズが大きくなります。
アルカディア号のキットでは開口部が狭いので、内部のフィンがオミットされていましたが、今回は他の部分と同様にフィンを自作することになります。
原作のカットを見てみると……このパーツはもっと直線的なイメージのものを、プラバンで自作すべきなのかもしれない、ということは感じました。考え方次第ですが……私はこのような方法を選びました。
ブリッジもずいぶんとほったらかしにしていました……。原作でもディテールが解りにくい部分のひとつですが、私は、ブリッジ基部がスペースバスター砲台に乗り上げているというように見えたので、その通りに製作してみます。
ブリッジ基部の接着面が鋭角になっているのを平面に直します。最初はエポキシパテを盛り付けてみましたが、一昼夜置いてみたところ、パーツとの食い付きの悪さが気になり、ボツにして、プラバンを再度接着しています。
モールドが甘くなっている部分がどうにも気になり、またも深く彫り直しました。プラパテで処理した部分の調整が終わったところで、また水洗いします。
ここでもう一度サフを吹いてみたいところですが……そろそろ完成に向けて作業の段取りを抑制していく必要も出てきました。まだ修正・調整が必要な部分があるので、それらが終わった後に、最終的なサフ吹きの作業を行うつもりです。
ブリッジ基部、プラバンの余り部分をカットします。
これで艦体との接着面は確保出来ました。後は、「レーダー・アンテナ類」などをどう処理していくかを、そろそろ考える時期になって来ました。かなりやっかいな形状をしているので、どういった解決策をつけてやれるか……(-_-;)
艦体に配置してみると、この部分から後部に関しては、甲板が実にのっぺりとしているのに目が行きます。
これ以外にセッティングするのは、マストアンテナと垂直尾翼2枚のみなので、もう少しオリジナルのディテールを追加する、ということも検討対象となりそうです。
さて、更新が遅れに遅れていることに偶然が重なり、奇しくも6月2日ということで、「デスシャドウ1号艦建造計画」は立ち上げより1年が経過しました(-_-;)。
当初より「1年では完成はおぼつかないだろう」という考えはあったので、だいたい予想通りの進行状況ではありますが、やはり、そこはそれ、長い様な短いような1年。
「もっと上手く進められることは出来なかったのか?」などと、心中複雑なところもあるのも事実です。
実質的な更新は月1回程度ですから、おそらくあと半年のうちには竣工できるものと睨んでいます。
ウェブサイトそのものもまもなく4年目に入ろうとしていますが。さて、どうなっていくものか……。
時の環が、またひと廻り……