「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る

前回の更新の際、「おそらくあと半年のうちには竣工できるものと睨んでいます」などと発言しておきながら、その半年のうちにこの更新1回しか進められませんでした……しかし、竣工は近付いていますので、心機一転、最後のスパート (焦りはしませんが) をかけてみます。
そろそろ具体的に決着をつけていきたいのが、この下部の構造物と、唯一の砲台です。
以前にも少し触れましたが、砲身は「日本海軍36サンチ砲」の真鍮製品を使用し、これにプラマテリアルのパーツを接着して、外観を整えます。
インテーク部分も、接着する艦体下部が曲面のために、調整を危ぶんで避けていました(笑)。しかし、潮時ですので作業に踏み切ります。
まずはプラ材を接着していくことから……。。
瞬間接着剤で計10枚のフィンを接着。調整は完全に固定されてからですね。
次に、艦首付近のインテーク部分にかぶさるパーツ (1982「わが青春のアルカディア」当時の資料で、アルカディア号の同部分を「前部放熱器」と称していますが、放熱板ってとこでしょうか?) ですが、インテークを大型に加工したので、従来のパーツはとても使えません。
そこで1ミリプラバンから自作ということになりました。
しかし、同じものを2枚というのは案外面倒(;-_-+、さらには艦体との接着がなかなか上手くいきません。この部分も微妙なカーブがあって、なかなかフィットしないのです。
どうにかこなして、どうにも持て余した隙間は、瞬間接着剤とパテで埋めます。
どうにか収まってくれました(;´▽`A``。
10枚のフィンも大雑把にはカットしましたが、肝心の調整はこれからです。

艦体に合わせてみると……いやぁ、合わない合わない。
ひたすらヤスリがけで調整していきます。
主砲の固定に関しても、やはりポリキャップ等を活用したいところです。
真鍮パイプを砲室に接着しておきます。
ちょっと辛い部分もありますが、なんとか艦体と大型インテークはフィットしてくれたようです。
そこで今度は主砲の「受け」の部品を確保します。流用品のポリキャップ (アリイのマクロスシリーズから……私の流用パーツって80年代初頭に異様に集中しています)をプラバンとプラ棒で包んで「箱」にしてやります。
主砲の軸を通して、このように天蓋の裏面に接着します。これでしばらく乾燥させます。
殆ど見えないのですが、インテーク部分が「吹き抜け」ているので、前の部分だけでもプラバンで塞いでみます。
そして、真鍮の砲身を砲室に接着していきます。
3本の砲身があさっての方向を向いてしまったので、一度やり直しています/(x~x)\。
なんとか格好がついたので、インテークに差込み、インテークそのものも艦体に接着しました。
側面からのショットです。
……まぁまぁかな(-_-;)、というのが率直なところですね。
今回はここまでです。
いよいよ構成パーツがあと残り少なくなってきました。このペースでなんとか進めていき、桜の咲く頃には竣工したいものです。
……ここのところ、「いろんなものを作りたい」という気持ちが日増しに増大してきています。時間と体調さえ許せば、更にコンテンツを充実させることができるのでしょうが……まぁしかし、望みだけは捨てないでおきましょうか、「勢い」でなんとかなる場合もあるのかもしれないですから(^_^;A