「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る

またしばらく更新が途絶えてしまいました( p_q)。
いよいよこのデスシャドウも大詰めというところまで到達しました。
前回取り付けた艦底部の大型インテークですが、やはり昔製作したもののレストアなので、表面はガタガタの状態です。
耐水ペーパーで整えておきます。
スジ彫りも、もう一度彫り直しということにします。
その後更に耐水ペーパーをかけて表面処理しておきます。
この部分に取り付ける、やはりインテーク状のパーツですが、少し小さいような気がします。
やはり、アルカディアのパーツを流用します。本来は艦橋近辺に取り付けるパーツだったはずですが、大きさが手ごろなのでそのまま使ってみます。

そして、その逆に、使用しないほうの小さいパーツを艦橋の傍に接着。こちらも大きさが手ごろでした。
艦尾の垂直尾翼をどうするか、という件は以前から検討していましたが、なかなか考えあぐねているところがありました。
新規で造りおこすという手もあったのですが、流用出来るものを探してみたところ、ハセガワ1/72F-15Jの垂直尾翼に目をつけました。
デスシャドウの垂直尾翼に関しては、描かれるカットによって、大きさの微妙な違いがあるように思えます。
もちろん、F-15の尾翼も、そのままでは明らかに大きすぎるのですが、それにしても大きさをどの程度調整したものか、しばし思案……。まずは天地の幅を半分にしておきます。
次に、前後の幅も詰めておく必要があります。
後端部をカットして、エッジを薄く削ってシャープにしておきます。
結局のところ、描かれ方云々ではなく、造り上げた艦体そのものに、いかにバランスを合わせたものにするか、ということに尽きるようです。
そこそこの大きさに仕上げたつもりですが、さて、どんなものか……。
尾翼のモールドは、全て削り落とさずに少し残し、彫りを深くしておきました。あまりにものっぺりしては見栄えが悪くなりそうです。
後部から見た、艦体との大きさのバランスもまあまあかな、と考えています。
艦底部にも一枚の垂直尾翼がありますが、やはりカットによってはその有無が分かれます。
難しいところですが、ここは取り付けないことにしておきます。今回は手をつけませんが、台座との取り付けとの問題もからんできます。ここには台座からの支柱を取り付けることになると思います。
次は、艦首の魚雷発射管のハッチを製作します。エバーグリーンのプラ材をカットして、艦首に接着。
位置決めが難しいところです。原作のカットを見る限り、デスシャドウの艦首発射管は、ヤマトなどに比べてかなり下方、微妙な位置に描かれています。
左右の位置あわせもかなり難しいもので……もともと、この艦首部分そのものがスクラッチによるもので、完全な左右対称となっていない部分もあります。ちょうど微妙な曲面を描いている部分に発射管を取り付けることになるので……これまた(;-_-+。
これで艦体の主要部分はほぼ完成しました。この段階にきて、やはりいろいろと迷いが生じるところもありますが……。
表面処理に関しては、更なるサフ吹きなど、まだ慎重に進めるつもりです。これで残るは艦橋近辺のみということになりました。
このデスシャドウは、今回が今年初めての更新(;-_-+……なんともはや。
しかし、ようやく竣工の日が迫りつつあります。3隻同時という方法を選択したために、起工から1年9ヶ月が経ってしまいましたが、そろそろ一気にまとめたくなってきました。
竣工するまで、このデスシャドウ一本に絞って作業してみようと考えています。
船出の日はまもなく……。