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古代進さん……
私は初代のあなたの、お兄さんの娘です。
直系の親戚です。
スターシア -第11話より
今週は時間ばかり取られてしまい、その割には「目立った変化」がありません。
せめて写真だけは全て「拡大版」でお送りします。
バメジ増設の続きの作業です。ポリパテの乾燥を待ち、計3回の盛り付けを行っています。もちろん、表面の状態は写真のような具合ですから、あくまで大雑把なものです。
最初はデザインナイフで削っていましたが、らちがあかなくなってきました。思い切って荒いペーパーで全体をなでてみます。
なんと、180番の木工用の紙ヤスリです。
目の粗さは申し分ないのですが、あっという間に使い物にならなくなってしまいました。耐水ペーパーに慣れてしまうと、どうも使いづらいものです。
表面の状態は写真のような具合です。……殆ど「月面上」です。
耐水ペーパーをかけて、全体形状の確認をしてみましたが、やはり表面の凹凸が酷く、まだ数回の盛り付けを必要としていました。
「更にもう2回」の盛り付けと表面の慣らしの処理を施しているのですが、写真では省略しています。
部分的な穴埋め処理ばかりですから……殆ど違いも解らないという理由です。
側面の「展望室」のドームは完全に破棄です。
余りパーツを加工しての再処理になるかと思われます。
この近辺のバルジのラインは、だいぶ個人的な好みが入りこんできています……、コミックで頻繁に使用されているCG画、とくに艦体ラインの解り易い斜め角度からのカットを見てみますと、「バルジの膨らみ」は殆ど表現されていません。かなりスマートで、その全体形状はむしろキットオリジナルの形状に近いようにも思えるのですが、正面や真後ろからのカットではそれなりに太っているようです。
いろいろ解釈はあるかと思いますが、やはり私は好きなようにやってみようと思います。
写真、かなりハレーションを起こして見辛いです。すみません。バルジ後端がやや短いようなので、更に盛り付けしています。うまくノズル部分へラインが繋がってくれれば良いのですが……。
バルジ部分は不自然な盛り上がりにならないように気をつけてはいます。
最近、改めてアニメーション関係のラフスケッチ等を本やビデオで見なおしてみました。主に「完結編」と「復活編」関連のものですが、バルジ部分の表現はまさに「人それぞれの解釈」が成り立つものだと思い知りました。「妙に膨らんだバルジ」それもまた味があって良いとは思うのですが、程度をどの辺りにしておくか、が難しいです。
艦体とバルジの境界線で最も重要なのが、この前部の場所でしょうか。
ライン確認のために、溶きパテを塗ってみます。繋ぎ目がやや不自然なので調整しますが、形状としてはだいたい思ったとおりに仕上がっていると判断、これ以上はいじりません (これもかなり好みが入っています)。
バルジと同じようなことが言えるのが、このバルバスバウです。
艦底部とうまくラインがつながっていなかったのを修正します。同時に更なるボリュームアップも行います。
また、増設したバルジと艦体の境界線部分にパテを塗りつけて段差を解消してやります。
また写真を省略してしまいましたが、バルジ部分の表面を整え、全体を400番の耐水ペーパーでならしました。
あと、かなりの表面処理の作業が残されていますが、形状としてはほぼ仕上がりです。
やや俯瞰のカットです。
次回はこの流れで「表面処理」のことばかりレポートしていくと、果てしなく面白くない内容になりそうです……少々検討します。
次回第12話は、4月15日 (日)更新予定です。