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回帰時空砲とは一体なんだ??
いつ、ヤマトに装備されたんだ??

古代進 -第16話より
いろいろあった1週間でしたが……めげずに参りましょう。
さて、先週製作した第3艦橋のインテークのフィンですが、400、600、1000番の耐水ペーパーがけで表面を整えています。
側面の「大展望室」の張り出し部分も、もう完全に固定されました。
通常通り、プラパテを使って、隙間埋めの処理を施しておきます。
側面では、もうワンポイント。
ポリパテの肉付けにより、消失していた部分、涙滴状のフェアリングを、廃棄寸前の「赤パーツ」から切り出しました。簡単な型取りをして複製しても、もちろん良いのですが、ちょっとパーツを有効に使ってみたいと思います。
そして接着。
やはりこの部分も「肉付け」しているために表面がカーブを描いています。接着面をきちんと確保するために、彫刻刀の平刀で肉を落として平面に近い状態に加工してからの接着となります。
ここも「大展望室」と同様に隙間が発生しています。
同じくパテ埋めの処理です。
耐水ペーパーで表面を整えました。相変らずポリパテ部分は表面の凹凸を掴みづらいのですが、ある程度は片付いているように思えます。あとは、いずれサーフェイサーを吹いたときにもう一度洗い出せるので、追加の処置はその際に行います。
第3艦橋に戻ります。裏面……つまり下から見える側の面にディテールを入れておきます。
Pカッターとケガキ針でパネルラインを入れます。
前後に2箇所、パルスレーザー砲が新たに装備されたようです。
下部武装の貧弱さに関しては、巷間いろいろ言われていましたが、なんとも重武装になりました。
キットのパルスレーザー砲のパーツの小さいものをそのまま使っています。ただ、どうも砲身が「3本」のようです。キットは「2本」ですが……。
中央にプラ製マテリアルから適当な涙滴状フェアリングを設置します。
後部、砲口・ライト・インテークらしき、「お約束」のモールドがあるのですが、ここはやはり「お約束」のフィン状アンテナが付きます。接着面の確保に都合が良いので、しばらくこのまま残しておきます。
側面の翼は、キットのものはもうとても使えません。
そこでいろいろ模索しましたが、結論はこれ、後部メインエンジンノズルに付くフィンをそのまま使ってみます。このフィンも行き場がなくなっていましたからちょうど良いです。
このように「ピッタリ」合ってしまいました。これはまだ接着はしていません。
この大きな翼が付いてしまうと加工処理などの作業の邪魔になりますので、しばらく固定できません。
しかし、これでだいぶメドが立ってきました。いよいよ第3艦橋が完成へラストスパート……と思いたいのですが、実は前々から気になっていた点があるのです。
前部の窓の形状です。
自分なりにアレンジをしているとはいえ、あまりにもイメージが違うのではないかと気になって仕方ありません。今回の「暫定最終回」にも第3艦橋のカットが数点ありましたが、見比べてみると「……違う!断じて違う!!」としか言い様がありません(^.^)。
頭を冷やして見てみれば、窓枠が幅が広過ぎて、妙な具合でした。確かに窓枠より窓の面積のほうが小さいというのもおかしな話です。
もっとも、「幅が広い」といっても、「1ミリ」なので辛いところです。あとは、もっと鋭角的なフォルムに直してやったほうがよさそうな気もします。ちょっと丸くしすぎていました。
ヤスリで強引に削り、角度を出してみます。
窓枠部分のプラバンはエバーグリーン製品を使っていました。もっと幅の狭いものもおそらくあるのでしょうが、買いに行くヒマもないので自分で半分の幅にカットしてみます。……これで幅は約0.5ミリ。
写真映えを良くするために、溶きパテを塗ってみました。
少なくとも、前よりはだいぶマシになっていると思います。
せっかく完成直前まで来ていたのに、回頭してしまいました。しかし、連載が中断した今となっては、妙に急いでイメージのかけ離れたものを作ってしまうよりは、このほうがいいだろう、と考えています。じっくりやります。
来週は別の点で改修作業が発生します。こちらも前から気付いていて、どうしようかと考えていたのですが……良い機会なので手を入れてみようと思います。
次回、第19話は6月10日 (日) 頃に更新予定です。