グレートヤマト建造計画第20話　

	忘れているならそれでいい永久に忘れなさい。羽黒妖　-第７話より



今週は、引き続いて両舷のパルスレーザーの近辺を集中的に進めます。上の写真はパテ盛り等の最中の下段パルスレーザーです。この写真では先週との違いは判別出来ないでしょうが、セッティングした際のせり出し具合がややオーバーに過ぎるように感じたので、背中の部分をかなり削りました。

パルスレーザー側面の壁、艦首方向側を新造します。この部分は穴が開いていた訳ではないですから、そのままでも良いのですが、あえて追加工作に踏み切ります。 1.2ミリプラバンを接着。この写真の角度では解りづらいのですが、設定上では殆ど垂直のものをあえて角度をつけてみました。単純に「見栄え」が多少なりとも良くなるか、との思いつきです。下の写真は側面からのカットなので傾斜の具合が解るかと思います。
	後方部分……天井板のみというのはひどく無様ですね。下の部分に追加工作している張り出し部分とのクリアランスなど、いろいろ心配のタネは尽きないのですが、強度的にも不安なので、ここで側面の壁も作っておきます。細かい調整は後でまたなんとか考えます。
1.2ミリプラバンを上手くはまり込むようにカットし、瞬間接着剤でやや強引に接着。 ……実際、ややキツめになっています。天井板のみが宙ぶらりんでしたから、「桁」の役も兼ねています。
	下段のパルスレーザーを置いてみます。側面の部分に傾斜をつけたので、その角度の分、妙なアキが発生しています。もう少し目立たなければこのまま突っ走ってしまいますが、あまりにも目立つために調整してみます。
傾斜に合わせるようなつもりで端の部分を斜めにカットしています。同様の問題が後部でも発生しそうですから、そちら側も同様に断ち落としておきます。
	再度、仮セッティング……こんなところでしょうか？やはりこの写真では解りづらいのですが、前述したようにこのパルスレーザーの背中をヤスっていますから、先週よりは収まり具合がましになっています。
そして、後部のほうも同様に壁を作ります。こちらは設定上でも、もともと傾斜がついています。もちろん、この場合は前方側よりもよりきつい傾斜になるようにしています。写真が左右くるくる変わっていますが、両側を同時進行させていますので……。

パルスレーザーも接着し、目立つ隙間に瞬間接着剤を充填し、丸１日寝かしました。その後、プラバンの不要部分をカットし、400晩の耐水ペーパーで表面を整えています。あとは、相対的に貧弱なボリュームになってしまった前方の膨らみを釣り合いがとれるようにしなければなりません。。
とりあえず、1.2ミリプラバンを２枚貼り合わせたものを、形が合うようにカットしてみます。
	早速、接着。このままプラバンを積み上げていって、形状を搾り出していこうかと考えていましたが、ちょっと作業しづらい部分なので、パテを盛る方法に変更してみます。
やや悩んだ末、エポキシパテを使用。 ……もう気泡の処理は、向こう１年ぐらいかかわりあいになりたくありません。しかし、こちらは完全乾燥してしまうと石の如く硬いので、迅速な対応が要求されてしまうのですが……。
	硬化時間の問題が絡み、明け方というとんでもない時間の作業となってしまいました。しかし、おかげで「サクサク」と削ることが出来ます。例の如く、一発で仕上げられるはずもないですから、あくまでおおまかに削り、耐水ペーパーなどにバトンタッチします。

いつも使っているブロック状のものと400番の耐水ペーパーをざっとかけてみました。やはりまだまだアラが目立ちます。が、基本的には合格点をつけています。あとは、前方部分の曲線の描き方を最終的にどうまとめていくか、それがポイントになりそうです。


後方、前方からの俯瞰写真です。こうして見てみると、明らかに今まではパルスレーザー部分が「ボリューム負け」していたのがはっきりします。この状態で「トントン」程度でしょう。この後、どう上手く仕上げていくかという問題はあるのですが、やはり踏み切って良かったのだ、と思っています。やや回り道にはなっていますが、どのみち後1、2週でどうにかなるものでもありませんから、じっくりと進めていきたいと考えています。終着駅はまだまだ先です。しかし……早いもので、もう二十回目の更新となりました。当初の予想を大幅に逸脱して、「まほろば建造計画」以上の長丁場になるのはもう決定的となりました。「節目」ということを考えると、「第26話」で最終回というのが「ヤマト」らしくていいのですが、ま、ちょっと無理のようです。あとは、停滞している「まほろば新造計画」もなんとかしたいところです。現時点で手をつけられる部分がまだありますから、取りかかることは出来るのですが…… さて、次回、第21話は、６月24日（日）頃までに更新予定です。が、ちょっと遅れる可能性が強いです。来週……6月21日でこの「やまとは　くにの　まほろば」も１歳になります。「１周年記念企画」が21日にアップ予定です。従ってそのあおりを受けて……ということになるかもしれません。その後は27日には「まほろばへ至る海路」の２回目の更新も控えております……やや流動的になるかと思われますので何卒ご了承下さい。

	忘れているならそれでいい永久に忘れなさい。羽黒妖　-第７話より



今週は、引き続いて両舷のパルスレーザーの近辺を集中的に進めます。上の写真はパテ盛り等の最中の下段パルスレーザーです。この写真では先週との違いは判別出来ないでしょうが、セッティングした際のせり出し具合がややオーバーに過ぎるように感じたので、背中の部分をかなり削りました。

パルスレーザー側面の壁、艦首方向側を新造します。この部分は穴が開いていた訳ではないですから、そのままでも良いのですが、あえて追加工作に踏み切ります。 1.2ミリプラバンを接着。この写真の角度では解りづらいのですが、設定上では殆ど垂直のものをあえて角度をつけてみました。単純に「見栄え」が多少なりとも良くなるか、との思いつきです。下の写真は側面からのカットなので傾斜の具合が解るかと思います。
	後方部分……天井板のみというのはひどく無様ですね。下の部分に追加工作している張り出し部分とのクリアランスなど、いろいろ心配のタネは尽きないのですが、強度的にも不安なので、ここで側面の壁も作っておきます。細かい調整は後でまたなんとか考えます。
1.2ミリプラバンを上手くはまり込むようにカットし、瞬間接着剤でやや強引に接着。 ……実際、ややキツめになっています。天井板のみが宙ぶらりんでしたから、「桁」の役も兼ねています。
	下段のパルスレーザーを置いてみます。側面の部分に傾斜をつけたので、その角度の分、妙なアキが発生しています。もう少し目立たなければこのまま突っ走ってしまいますが、あまりにも目立つために調整してみます。
傾斜に合わせるようなつもりで端の部分を斜めにカットしています。同様の問題が後部でも発生しそうですから、そちら側も同様に断ち落としておきます。
	再度、仮セッティング……こんなところでしょうか？やはりこの写真では解りづらいのですが、前述したようにこのパルスレーザーの背中をヤスっていますから、先週よりは収まり具合がましになっています。
そして、後部のほうも同様に壁を作ります。こちらは設定上でも、もともと傾斜がついています。もちろん、この場合は前方側よりもよりきつい傾斜になるようにしています。写真が左右くるくる変わっていますが、両側を同時進行させていますので……。

パルスレーザーも接着し、目立つ隙間に瞬間接着剤を充填し、丸１日寝かしました。その後、プラバンの不要部分をカットし、400晩の耐水ペーパーで表面を整えています。あとは、相対的に貧弱なボリュームになってしまった前方の膨らみを釣り合いがとれるようにしなければなりません。。
とりあえず、1.2ミリプラバンを２枚貼り合わせたものを、形が合うようにカットしてみます。
	早速、接着。このままプラバンを積み上げていって、形状を搾り出していこうかと考えていましたが、ちょっと作業しづらい部分なので、パテを盛る方法に変更してみます。
やや悩んだ末、エポキシパテを使用。 ……もう気泡の処理は、向こう１年ぐらいかかわりあいになりたくありません。しかし、こちらは完全乾燥してしまうと石の如く硬いので、迅速な対応が要求されてしまうのですが……。
	硬化時間の問題が絡み、明け方というとんでもない時間の作業となってしまいました。しかし、おかげで「サクサク」と削ることが出来ます。例の如く、一発で仕上げられるはずもないですから、あくまでおおまかに削り、耐水ペーパーなどにバトンタッチします。

いつも使っているブロック状のものと400番の耐水ペーパーをざっとかけてみました。やはりまだまだアラが目立ちます。が、基本的には合格点をつけています。あとは、前方部分の曲線の描き方を最終的にどうまとめていくか、それがポイントになりそうです。


後方、前方からの俯瞰写真です。こうして見てみると、明らかに今まではパルスレーザー部分が「ボリューム負け」していたのがはっきりします。この状態で「トントン」程度でしょう。この後、どう上手く仕上げていくかという問題はあるのですが、やはり踏み切って良かったのだ、と思っています。やや回り道にはなっていますが、どのみち後1、2週でどうにかなるものでもありませんから、じっくりと進めていきたいと考えています。終着駅はまだまだ先です。しかし……早いもので、もう二十回目の更新となりました。当初の予想を大幅に逸脱して、「まほろば建造計画」以上の長丁場になるのはもう決定的となりました。「節目」ということを考えると、「第26話」で最終回というのが「ヤマト」らしくていいのですが、ま、ちょっと無理のようです。あとは、停滞している「まほろば新造計画」もなんとかしたいところです。現時点で手をつけられる部分がまだありますから、取りかかることは出来るのですが…… さて、次回、第21話は、６月24日（日）頃までに更新予定です。が、ちょっと遅れる可能性が強いです。来週……6月21日でこの「やまとは　くにの　まほろば」も１歳になります。「１周年記念企画」が21日にアップ予定です。従ってそのあおりを受けて……ということになるかもしれません。その後は27日には「まほろばへ至る海路」の２回目の更新も控えております……やや流動的になるかと思われますので何卒ご了承下さい。