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私には、私の理由があります。
羽黒妖 -第4話より
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……今週は何かとドタバタしてしまい、殆ど作業が出来ませんでした。
先週処理したパルスレーザー部分に、段階的に耐水ペーパーをかけ、とりあえず無難なところまで表面処理をすませました。
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……まあまあの出来でしょうか。しかし、やはり計画性の無い、いきあたりばったりの手順ですから、マズい点も出てきます。艦体との接合部に中途半端なアキが出来てしまいました。ここは埋めて処理するしかありません。
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他にも表面の凹凸があるようなので、一度中性洗剤と歯ブラシで洗ってから、プラパテを盛っておきます。
もちろんこの時、発生していた隙間に充填しておきます。
これで一日ほど寝かせます。 |
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さて……難渋し続けている「艦底部」です。今回はちょっと方向性を変えて決断してみました。
今までは、第3艦橋も含めて、このブロックを半完成の状態まで仕上げた後、艦体に接続する流れで考えていました。
しかし、どうもじわりじわりとしか進展していないのは周知の事実です。
そこで思いきって、この状態でセッティングを先に済ませておくやり方に変更してみます。
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……となると気分が変わるのは不思議なものなのですが、急に手が動き始めます。
エッジ部分が垂直すぎるのでカドを粗いペーパーで落とします (白いプラバンの地肌が見えている部分)。
更に主砲の軸を通す準備です。ピンバイスで開口して、穴を貫通させておきます。 |
裏側の写真です。
ポリキャップ埋めこみのためのスペースが必要です。後部の砲塔は良いのですが、前部砲塔はパーツの厚みがあまりないので、ここはムリにでも確保しないと……結局彫刻刀で強引に削りこみの処理をしています。ここにポリキャップを埋めこみます。
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接着は瞬間接着剤で、更に確実な固定のために、周囲にも接着剤を盛りつけておきます。
これでまた丸1日ぐらい乾燥させます。
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前部主砲下の部分は、前述したように厚みがあまりありません。ポリキャップがかなりはみ出しているので、艦体側に、「受け」のスペースを確保するようにします。
彫刻刀で大雑把にほじくっておきます。位置決めだけは慎重に……。 |
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そして接着です。
中心線だけは外さないように、左右の位置関係はかなり神経を使って位置決めしたつもりです。
ここでは通常の接着剤を使って、また乾燥のための時間を取ります。 |
後部主砲用の「回転軸」のため、艦体に穴を開けてポリキャップを埋めこみます。
穴を開けている最中「装甲板」にドリルが遮られました。ウォーターライン用の「バラスト」を埋めていたのをすっかり忘れていました。
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前に加工しておいたプラバンにも穴を開けておきます。
この厚みではポリキャップの仕込みは完全にムリでしょうから、純粋に穴だけです。こちらもエッジの角を落とすなど、多少の処理が既に入っています。
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こちらのパーツも艦体に接着します。
ここから、もう一度形状に関しては「ツメ」が必要だとは思います。まだ自分の中では、はっきりとアウトラインが見えていないのです……。
しかし、とりあえずは接続完了です。 |
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……今週は更新を見合わせようか、とも一時考えました。しかし、僅かな分量でも更新したほうが……という気持ちが勝ち、御覧のような内容に終始してしまいました。
全体工程から考えると、もうかなりいい処まで進んでいるはずです。しかし、「まほろば建造計画」の時の反省もあり、妙に焦った終盤ダッシュをかけることはしないつもりです。じっくりと進めていきます……。
次回、第22話は、7月1日(日)頃までに更新予定です。
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