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よく来てくれた。
1000年間待っていたぞ!!
沖田艦長 -第5話より
今回のサブタイトルは、内容とは全く関連がありません……遂に、「銀河鉄道999」のウェブ上で「新宇宙戦艦ヤマト」の連載が再開しました(*^_^*)
こちらは、前回に引き続き、艤装作業を淡々と進めていきます。
大まかなところが仕上がっている「側面大展望室」の、ドーム状の張り出しです。これは、プラパテで表面処理の途中の写真です。
この部分は、前回製作した側面の窓だけでなく、曲面部分にも大きな窓が描かれています。シャッターを閉じているような表現をされている絵もあるようです。これをどう表現すべきか……しばらく思案します。
艦体表面のディテールに関してですが、やはり「プレイステーション・バージョン」のディテール表現を参考にしてみます。何もかも全て、という訳ではありませんが。
エバーグリーン製のプラ材を適当なサイズにカットします。
艦体の各所に接着していきます。あまりやり過ぎると、まとまりがつかなくなる恐れもあり、自重したつもりだったのですが……もう既に十分やり過ぎているような気が(^^;。
やはりいくら薄いものでも、プラバンなどをあとから貼りつけると非常に浮き上がっているような感じがしますので、1000番の耐水ペーパーをかけ、多少エッジなどを落とし、艦体になじませてやります。
左右同じ位置に接着していくのは、やはりなかなか難しいものです。
こんなふうに、マスキングテープをガイドがわりなどにして、なんとか違和感がないようにしていきます。
表面処理にかなり手をかけていた影響でロケットアンカーの取り付け穴が完全に埋まっていました。
ピンバイスでとりあえず開口しておきます。が、この部分に関してはもう少し手を加えることになりそうです。
後部の「艦載機発進口(らしきもの)」周辺です。
どうも側面図を見ますと、この部分のみ「消磁電路」らしきディテールがあるようです。
エッジ部分の仕上がりの甘さがやや気になっているところもありますし……視覚的に上手く誤魔化せる効果もありそうなので、設置してみます(*^_^*)
エバーグリーンのプラ材を……と当初は考えていましたが、0.3ミリの真鍮線で造ってみることにしました。
ピンセットなどを使って折り曲げて形を作っていくわけですが、同じものを2個作るというのは、なかなか辛いものがありました。
ゼリー状の瞬間接着剤でどうにか固定できました。
やはり、真鍮線の「弾力」はなかなか手強く、かなりやり直すことになってしまいました。
念の為、ここで1日時間を置きます。
そして、耐水ペーパーで艦体になじませるように処理しておきます。
瞬間接着剤のはみ出しなども、かなりありますから、それらも処理しています。
また水洗いをし、何回目かもう解らなくなったサーフェイサー吹きを行います。
これで艦体のほうはまた一昼夜乾燥時間を取っておきます。
その間に他のことに手をつけておきます。
以前にも紹介しましたが、補助エンジンノズルは、大貴重品「タミヤ・ミニジェットシリーズ」の空自使用ファントムから貰ってきます。中心部に設置するノーズコーン状のものは、ジャンクパーツからチョイスしています。
おそらく、ユーロファイター・タイフーンか何かの爆弾のはずですが……。
ノズルの中央をピンバイスで開口し、丸ヤスリで穴を広げておきます。
そして、差しこんで瞬間接着剤で固定。
簡単なものです。しかし、ここは微妙な部品ですから、取り付けは1番最後になるでしょう……その前に塗装もこれだけ別個に進めることになりそうですし……。
サフが乾いたところで、側面からの写真です。
……妙に青っぽく写っているのは、単純に階調処理のチョンボです(^^;
これで全長30センチなのですが、どうも私のデジカメでは、この長さのものを側面からワンフレームに収めると、かなり辛いです。全体的に暗く写ってしまいます。
小さな気泡などの類は、何回サフを吹いてもなかなか絶滅してくれません……めげずにしつこくパテ埋めの処理を施します。
特に、ポリパテとキットとの境界線は、何度整えても、時間がたつとまたヒビのようにラインが入ってしまうようです。全く、表面処理というのは奥が深いものです……。
この部分も、修正するつもりはずっとなかったのですが……やはり形状に何か不満が残っていました。妙な違和感があるようです。
思いきって彫刻刀を入れてしまいました。後部甲板を接着してから、一緒に処理して最終的な形状をまとめていく予定です。
以前に切り出しておいた後部甲板です。
実を言えば……しばらく行方不明になっていました(><;
やっと発掘したので、最後部の主砲用のポリキャップを仕込んでおきます。
もちろんこれは「裏面」です。
そして、いよいよ後部上甲板を艦体に接着です!!!
しかし……こうしてみると何やら「航空戦艦」しているような気が(*^_^*)。砲塔を3基載せますから、そうすればだいぶ印象も変わるでしょう。
この「グレートヤマト」の製作を開始して10ヶ月目に入りましたが、いよいよ完成の見通しが立ちそうになってきました。
一時はどうなることかと思うこともありました……しかしもう大丈夫ですかね……。では、

「2001年内の竣工を宣言します!」


次回、第34話は10月14日(日)頃更新予定です。……