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巨大化した艦体は全備重量・約17万8千トン、
上下主砲8基、砲身数54門。
 -第13話より
……今週は、写真は多いのですが、大きな進展はありません。
細かいパーツに時間をとられてしまったのが要因です。
先週どうにか決着をみた「木甲板」部分です。
この甲板上にもディテールが存在するわけでして、それをどう表現していったものか……特に、エレバーターらしき部分は、コミックのグラデーション画で見ますと、一段低くなっているような印象を受けます。そして、「木貼り」ではないようです。
最初からその部分をカット出来れば良かったのですが。(((((¬_¬)
該当部分に下書きのラインを引き、デザインナイフで切りこみを入れて剥がしてみました。瞬間接着剤でがっしり接着したのがあだとなり、どうもすっきりしない表面の具合となっています。紙とプラスチックと瞬間接着剤……耐水ペーパーをかけてみましたが、やはりすっきりしません。
不本意ですが諦めました(*o☆)
本来、凹んで見える部分を、更にプラバンを貼って処理する方法に変更です。
右舷エレベーター部分の処理中の写真です。
プラバンは、0.2ミリのものを使用、もう薄いにこしたことはないです。「木甲板」を切り取った部分を上書きするように貼りつけていきます。
同様に、左舷も処理します。
中央部分にも、やや大きめのものですが、同様と思われる部分があります。この部分もまた切り取るのもよろしくないので、同じ処理で進めてしまいます。
もうこうなったら、とことんこの方法で進めてみます(* ̄^ ̄)
……本来凹の部分の表現を、凸で処理する……昔のプラモデルでは「しばしばあったこと」ですし(^^;;
左右対象を心がけて、パーツの切りだしは行っていますが……やはり口で言うほど簡単にはいきません。ある程度揃えておく程度で妥協し、最終的には耐水ペーパーで大きさをそろえるようにしています。……それでも「完全」とは言い難いですが。
全て甲板上に接着……さて、やれやれです。
あとは塗装の際に、神経を遣うことになりそうな仕上がりです。この部分、おそらくダークグレー系統の配色になりますので……。
「木甲板」の処理が終了したところで、ここで一度、この部分のみにクリアーを吹いておきます。「比叡」と同様の処理です。
表面をコーティングしてやるつもりで、かなり厚めに塗料の皮膜を作っています。
やはり、色合いがだいぶ変わってしまいます。元の色合いより、明るく、黄色方向へ色ずれしていくような気がします。
これでまる1日乾燥させます。檣楼や主砲などは、塗装後の最終組み立てで取りつけます。ですから、艦隊部分で残された処理は、各所の大小さまざまな「フィン・アンテナ類」です。もっと正式な呼び名があるのかもしれませんが、こう表記しておきます。
名前は別にどうでもいいです……どうでもいいというか、名前そのものに興味ありませんしo(*^▽^*))。
既成パーツのフィンを削除した後、ずっと放置しておいたのですが、実際、この段階ぐらいまではそうしておかないと、接着したところで作業中に脱落していくのは目に見えていましたから……。
しかし、なにしろ小さいパーツですから、それらを連続で作成していくのも精神的にはちょっとしんどいですね┐(-。ー;)┌
0.3ミリプラバンを2枚貼り合わせ、トップ部分は1/700ウォーターラインシリーズのジェット戦闘機からパーツをパクリました。
ドロップタンクの部分です。
しかし、たまたまオールクリアーパーツのものしか手持ちが無かったので、ちょっと作業に影響します(T▽T)、基本的にこういう方法で作成していきます。
取り付け箇所は、あとは上甲板トップ付近のドーム頂上と、補助エンジンナセルの狭間です。
艦首のものは、先端部分を上記のパーツに交換したのですが、デザインナイフでシャープにするべく削りこんでいたところ、「パチッ」という音とともに彼方へと去ってしまいましたΣ(T▽T;) ……いくら探しても見つかりません。
……造りなおすしかないのでしょう。( ┰_┰)
下面に設置のものは、一番長いようです。ダブるパーツを流用して加工、先端は同様の処理です。
しかし、いずれもそうですが、細いし強度はないし、耐水ペーパーをかけるのもヒヤヒヤものでした。
と、こういった具合で、細部の造りこみを進めはじめたのは良いとして、そろそろ艦の固定のことを考えはじめなければ……。
台座と金属棒の類で繋げる予定です。とりあえず、2箇所穴を開けておきます。完成後はクリアケースに入れるつもりでウォーターライン用のものを購入しておいたのですが……。
……なにしろフルハルですし(当たり前だ)こういったフィンは飛び出ていますし、まるっきりクリアケースの高さが足りないことに気付きました。昨今出回っている、ミニフィギュアなどのケースを改めて物色しなければ……。
ともあれ、だいぶまとまってきました。
第1話で使用した写真と比較してみます。元パーツをマスキングテープで仮組したものです。
写真はだいたい同サイズに調整しましたので、どの程度のボリュームアップとなったか解っていただけると思います。……永い道程でしたが。
来週以降の予定です。このまま細部の造り込みを進めて、艦体をほぼ完成までもっていき、その後檣楼などの上面構造へ進み、もちろん塗装を施して〆となります。
先ごろ、テレビシリーズのスタッフが発表されたました。アニメーション用の設定が公開される前に、なんとか竣工したいものです。
次回、第43話は2月10日(土)頃更新予定です…… 。