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メーテル!!何か前方からモノスゴイ船が来るよ!!
 -星野鉄郎 「銀河鉄道999 惑星大地獄」より
……トップ部分の引用文が、ぼちぼちネタ切れをおこしています、とうとう999から頂いてきました。
完全ネタ切れの前に進宙させたいものなのですが、今週もささやかな更新内容ですm(_ _)m……さて。
悪戦苦闘の末、どうにかこの状態までたどりついた尾翼です。
表面の状態など、まだまだラフな仕上がりですが、だいたい基本形状はおさえたと面っています。
「翼端」に関しては、このままエッジを削ったもので処理しようと、当初は考えていました。が、ここはかなり目立つ部分ですし、やはり「ニードル状」の表現をしてみようと考えました。
細い部分なので作業上なかなか辛いものなのです……まぁ、それが理由で逃げるのもなんですから、このようなもので表現してみます。まだ加工途中のものですが……。
基パーツはこれです。空対空ミサイルの先端をカットし、更に削りこんだものを使用しました。
タカラ「エリア88シリーズ」の「F-100 (ミッキー機)」からサイドワインダーをパクッてきました。←とてつもなく勿体ないことやっていますが、「絶対造るとは思えないキットを、抱え込んで、撫で回していても仕方ない」のです。
先端部分をカットして、瞬間接着剤で取りつけてみます。
接着断面が薄いので、きちんとセンターにおさめることと、艦体に接続したときに、妙な角度にならないように留意しています。
こういうのって、けっこう神経つかって処理しても「あさっての方向」を向いて固まってしまうので要注意です(^^;;
けっこう手間がかかるものですね……3枚ともセットしたものを1晩寝かせて乾燥させ、表面にプラパテを塗って最初の表面処理を始めます。
そしてまた1晩寝かせます……作業が進まない、しかし、ここを妙に急いでも、トロい仕上がりになってしまいますから……。
全体を400、600、1000番の順にペーパーがけします。
やはり、まだまだ手がかかりそうです。艦体との接続に若干の不安を感じます。かなり薄いですから……。
ピンバイスで開口し、真鍮線を差して瞬間接着剤で固定しておきます。艦体のほうは、「本来の取り付け溝」が僅かに残してあるので心配は要りません。これを新たに決めると……60度の角度で3枚……大ごとです。残しておいて良かったv(o ̄∇ ̄o) ♪
ここでもうサーフェイサーを吹いておきます。まだ先端部分の厚みが気になるところです。縁の削り方もけっこうバラバラな状態のままなので、さらに微調整してみます。
それと、今回取りつけた翼端部分もまだまだ形状を整える予定です。
しかし、やはり処理して良かったみたいです。これなら「F-100」も浮かばれようというものです。
もっともっともっと、若い身ならこんなことは考えないのですが、前述したように「絶対造るとは思えないキットを、抱え込んでいても仕方ない」と最近しみじみ感じています。
このホームページを立ち上げた効果で「未完成病」を克服こそしましたが、完成させるまでの時間のかかりようは、皆さんがご承知の通りです。
「どう考えても造りそうもない」キットならば、どんどん活用してこうと……このサイドワインダーも、押し入れの中でこの先数10年を過ごすより、「魔界転生(/||| ̄▽)」して、グレートヤマトの尾翼端になるほうが幸せのはずo(*^▽^*)o♪
やはり模型は、造ってこそ意味があるのだと思うのです。

次回、第45話は2月24日(日)頃更新予定です…… 。