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当サイトのフラグシップ「まほろば」。今年初の更新となりました。
まさか、半年停滞させてしまうことになるとは……(^_^;A。もうちょっと気合を入れてかからないといけませんね。
さて、当サイトのオープンは2000年の6月21日。いよいよ五年目に入りました。今後とも宜しくお願い致します。
今回は艦橋を含む甲板上の構造物に関しての考察となりました。
現状の艦橋は左の写真のような具合です。高さが有りすぎるようなので、まずは土台部分の厚みを解消するために削っていきます。
艦体に乗せてみるとこのような具合です。
……やはりかなり大きい、というより明らかにムリのあるサイズとなっています。
ここまであまり真剣に検証していなかったのですが、当然上下の砲塔の位置は合わせる必要がありますから、右の写真のようなセッティングしかありえない訳です。
この土台の奥に、後部艦橋と副砲と主砲を載せるのは、これはあきらかに不可能のようです。
手を加えるとすると、まずこの土台部分です。
艦橋が載る部分のみを活かすことにして、前半部分をカットしておきます。
艦体に仮置きしてみます。
煙突も先端部分を削り込み、艦橋に接近させて設置するように考えています。この方法で、土台をそのまま使用するより寸法を調整できます。……もっとも、まだまだ手ぬるいです。
比較のために、久しぶりに当サイトの1號艦のおでましです。
比べて見ていただくと、いかにまずい状態か、解っていただけると思います/(x~x)\。
ここで決断です。後部艦橋の部分 (○で囲った近辺です) はオミットすることにします。
原作の後部カットを見る限りでは、「まほろば3199」に後部艦橋は存在していない (グレートヤマトのグラデーション画に手を加えているのですから、当たり前なんですが…) ようなので、イメージは崩れないと思います。
これでなんとか、砲塔を載せてやることが出来るようになりました。
前回と同様の処理で、副砲塔のバーベットをキットパーツから切り出して加工、中にポリキャップを仕込みます。
ポリキャップはいつものように、アリイのマクロスシリーズの流用です。
第1副砲のバーベットは若干形状が違います。
最近購入したタミヤのプラノコで切断……これはいい道具です!こんなに使いやすいとはちょっと意外でした。他のものと同様に内部にポリキャップを仕込みます。
艦体に接着します。「木甲板」を表現するために、スリット入りのプラバンを上甲板に使用しているおかげで、センター位置を把握しやすいのは助かりました。
このふたつのバーベットの狭間に、艦橋等構造物全てを配置出来れば良いということです。。
切り落とした土台の代わりに、プラ材を加工したものを艦橋後部に接着します。
艦体に仮置きし、さらに煙突も載せてみます。
なんとかマストを差すスペースは確保出来たようです。後は、この周囲に機銃類用のブルワークを設置していくことになります。

このまほろばの更新は、今回15回目ではありますが、実際は「まほろば新造計画」から引き継いでいる部分もありますから、すでに作業開始してから3年3ヵ月は経過していることになります。
……かなり長い時間が経っていますね(@_-;A。しかし、ご覧の通り、試行錯誤しつつ、まだまだ先は長いです。
基本方針としては、「このサイトでは、常に一隻はまほろばを製作している」という状態だけは維持していくつもりです。従って別段あせる必要もないはずなのですが、やはり3年以上はかかりすぎかな、と(笑)。
いずれにせよ、旅はまだ続きます。