なんとか作業を再開した「まほろば3199」です。いろいろなパーツを手がけつつ、長い停滞期に突入していたため、中途半端な処理に留まっていたものが多々あり、最終的な決断というか決着をつけていかねばなりません……(^_^;A。
まず、補助エンジンノズルから処理していきます。
これに関しては「グレートヤマト」と全く同様の処理です。
タミヤのミニジェットシリーズのF―4ファントムのノズルを流用し、ノズル中央を開口、そこに流用パーツ (確か、レベルかどこか海外メーカーのユーロファイター・タイフーンの爆弾かタンク) でテイルコーンを造ります。
前回処理した艦橋近辺の機銃類ですが、リニューアルパーツからの流用部品に砲身パーツを接着していませんでした。
これでとりあえず、基本的な中央構造物は完成に近いところまでこぎつけました。(* ̄0 ̄*)
艦体がほぼ完成した頃から、ずっと逃げていた作業にそろそろ取り掛かります(≧▽≦)。
喫水線部の塗りわけガイドも兼ねることになる、上下分割のパネルライン彫りです。
「グレート」の時もかなり神経を使った作業でしたが、この「まほろば」はバルジの膨らみがかなりオーバーで、グレートヤマト以上にややこしいボディラインに仕上がってしまいました。
マスキングテープをガイドとするため、このようにぐるりと貼っていきます……この時点でかなりのリテイクが……"(ノ""o"")へ"。
なんとか納得できるように貼れたら、ケガキ針て軽くなぞりながら彫っていきます。
とにかく慎重に……慎重に作業しているのですが、やはりなかなか上手くこなせません。……たぶん、本来ならこういった作業は、じっくり腰を落ち着けて、半日かけてでもやるべきなんでしょう。
それを短時間で急いでこなしているので、やはり針先が流れてしまったりして、なかなか納得のいくような仕上がりにはなりません。
が、あまり躊躇するのをやめて彫り込んでしまいました。このあたりの技術的課題はなかなか克服出来ません。
いっぽう、艦橋近辺は残りの機銃類や第一艦橋部分も接着し、おおむね完成となりました。
とうとう塗装作業に突入(O.O;)。
以前と同様に、タミヤ缶スプレーの「ガンシップグレイ」を使用して、「まほろばの黒」を表現したいと思います。隣に映っているのは、以前にブログで紹介した遊びで造っている「巡洋戦艦 摩耶」の煙突です。ついでに塗っています。
第一・第二艦橋の窓は、下地に白を置いてからタミヤエナメルのクリアオレンジで着色。
「まほろば」は大半の画がモノクロなのですが、確か「超時空戦艦〜」の第2巻「蒼空への進水」の初出の見開きタイトルページはカラーで描かれていました。窓は……オレンジだったと思います。
かつての製作時でも張り線の類はあらかた省略していたぐらいなので、このスケールではこなせるはずもないのですが、なにもしないのも味気ないものです。
オーバースケールは承知の上で、艦橋部分ぐらいは処理を施してみます。
艦首近辺の上甲板ものっぺりしたままなのて、プラバン、マテリアル、ランナーを加工したものなどで、ディテールを追加します。このあたりは、「超時空戦艦〜」のコミックを見ながら、いくらかバランスの変更や省略もしています。「3199バージョン」のこの部分の画がありませんので、割り切ってやるしかありません。
キャプスタンの位置には、アタリの穴を軽くけがいておきましたが、そろそろ穴を開けてみます。
キャップスタンの表現として、最近多用しているのが、このアオシマ「長門型」の主砲です。この付け根の防水布部分をカットして差し込んでいます。「金剛1979」も「巡洋戦艦 摩耶」も同様の方法でキャプスタンを造りました。
小さいサイズの流用パーツの確保には、昔から悩まされています。数が足りなかったり、ランナーからカットした後処理に手こずったりと、いろいろありますが、プラモデル以外の分野に目を向けると良いものが見つかるかもしれません。
しばらく前から、手づくりのアクセサリー等のパーツに着目しています。上甲板の垂直発射セルもどき(?)のパーツをプラモ関係のものでは見付けることが出来なかったので……試してみると、なんとピッタリでした。このような袋入りのもので数百円程度です。
時が過ぎていくというのは怖いもので、今となっては「何でこんな処理を」とか「何でここを放置して……」等々思ってしまう箇所が多々あります。
副砲両脇の何かのハッチも、準備だけしてそのままでした。プラ材でハッチらしい表現をしておきます。また、その後方……なんで、ここにメッシュなど貼ってしまったのか( ̄〜 ̄)
当時は何か確固たる動機があったのでしょうが、今ではまったく意味が判らない処理です。
ここはシャッター状の構造なのは間違いないので修正しました。
さて、今回はここまでです。
復帰後二度目の更新をなんとかこなしました。ペースとしては……まぁ贅沢は言えないので、これで満足すべきなんでしょう。
作業を再開したものの、これまでの経緯もあるので、さしたる自信もなく、手探りで先に進んでいたような状態でした。
しかし、私としては、今回の内容というのは、これでけっこう実りがあったというか、先の見通しがついたような感触です。
残りの主だった作業は、
・第三艦橋の製作
・第四・五艦橋の製作と複製
・主砲塔の製作と複製
・尾翼の製作
・魚雷発射口等のディテール
・残りの機銃類
・塗装

ぐらいがポイントとなりますか。これならば夏ぐらいの竣工が可能ではないのかと、今の時点では考えています。
などと軽々しく書いてしまうと、ちょっと無責任なコメントですかね(X_X;)。
まぁ、過去のいくたびもの中断の歴史がありますから、先の進捗に関してはどうなるかは怪しいものなんですが、あくまで、今のところ、このペースを維持出来たなら……という仮定の話です。
それではまた次回に。