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いよいよ最終的な「組み上げ」の段階に入りつつあり、さまざまな矛盾点が浮き彫りになってきています(′O`)〜3。
基本的な設計がやはり大事だと、今更ながら痛感しています。が、しかし、図面をきちんと描いたところで、やはり造っていくと図面より確実に大きくなっていってしまうというのもまた事実……。もうちょっと慎重にやれれば良いのですが。
「グレートヤマト」とサイズを揃える為に、1番影響が出てしまったのが、この煙突の後方のスペースです。まぁ狭いのなんのって(-_ゞ。
後部艦橋を丸ごとパスしたにもかかわらず、とてもマストが刺さりそうにない状況です。
マストはタカラの連斬ヤマトからの流用。オーバースケールですが、このほうが見栄えが良いと思いました(* ̄0 ̄*)。
しかし、この3本が交差した基部などはとうてい置き場所が無いのは歴然。やむを得ずカットして真鍮を1本通しました。
これでなんとかギリギリのところでセットが可能に……(-_ゞ。
なんとしてもマストをオミットする訳にはいかなかったのですが……苦しい苦しい。
副砲塔は、いろいろと試行錯誤を繰り返したのですけれど、結局は1/700タミヤとニチモの混成で処理します。大き過ぎるので後部を切り詰めています。
艦尾翼は1/700ヤマトのものから、上部(垂直)のものを3個使用する贅沢流用です。下部の2枚はデザインに違いがあるのでこういったチョイスになりました。そのままではあまりにボテっとしているので、薄めに加工しています。
フェアリーダー状の部分は、後方にもうワンセット小さいものがあります。
破損する恐れを感じたのでギリギリまで加工を施しませんでしたが、そろそろ頃合いです。
砲塔類など、最終工程で取り付けるものは、ここで塗装作業に突入。
艦体色は、上面は昔と同じくガンシップグレイ(タミヤ缶)。艦底関係は、艦底色(クレオス缶)としました。
艦底に関しては、「グレートと同じ赤」の予定でしたが、ブログに書いた「カラーのグラデーション画(小泉プロ)」のことがあり、改めました。
資料が乏しいということもあり、大部分を私の「想像造形」で処理してきましたが、この尾翼に関しては、あえ、「描写されているものと違うのを承知で「ヤマト」と同様の配置にしています。
「まほろば」は側面の尾翼の取り付け角度が水平に描かれていましたが、こればっかりはどうしてもなじめませんでした。やはりこの角度でないと……。
艦首砲口近辺は、ディテールをケガキ針で彫ろうとして失敗(*/□\*)。
プラ材でこしらえて削ることにしています。ややオーバーな表現になりましたが、ここはやれるだけは手をつけたいところです。
ただ、中央の小さな髑髏をどう表現すれば良いのか……頭が痛いです。
今回は、今年はここまでとなります。
これで殆どの部品は仕上がってきたので、残りは僅かな作業と塗装のみとなると思います。
竣工目前となり、なにかと想いは尽きませんが……。
次回、前身のコンテンツから数えると、足掛け7年に及んだ、この「まほろば3199建造計画」にピリオドを打ちます(′O`)〜3。