「やまとは くにの まほろば」TOPに戻る ヤマト型は、

これ一隻だけのはずだぞ

古代!!

吃水線下の「赤パーツ」部分です。前回の「グレート」では、ポリパテを主体とした造形という方法のため、想像していたよりはるかに作業時間を取られました。その反省もあり、今回は、極力パーツを生かし、エポキシパテを多用することを前提で作業しています。
艦体全体の造形を進めていく、のですが。最大の問題が上部構造物のサイズです。流用している「30センチ大和」は1/850程度の縮尺に相当します。が、「ヤマト」は1/1000のキットを使用……この1/250の誤差が、実はかなり重荷となります。上部構造物のブロックをそのまま使うと、とても甲板上に「砲」が乗りきらないのです。…とにかく狭い(w_-; 。さて、さてさて…。
艦首フェアリーダーの穴は大き過ぎるので、一度全体をエポキシパテで埋めておき、あらためて開口します。

ちょっと武装関係に横っ飛びします。
副砲塔の裏面にエポキシパテを詰め、ポリキャップを埋めこみしておきます。しかし、下面のデザインがあやふやなのですが、あと1基必要なようにも見えます…。現在、在庫パーツゼロ(゚口゚;)・・・・・。
載らないものを、載せるためには、とにかく幅を狭くしていくしかありません。レザーソーを2箇所に入れて、ひたすらガリゴリと削ります。
全体の印象として、「強引なつぶしかた」に見えないように、幅を狭めていきます。煙突などもさりげなく前部を削り、前檣楼にかなり接近させました。
右の写真、プラ棒を置いてみました。だいたい10ミリ程度はごまかすことに成功…しかし、まだちょっとキツそうです。
パテを持った部分を耐水ペーパーがけなどの処理を施して成形し、ピンバイスで開口。棒ヤスリでさらに穴を広げていきます。そして、波除け板の形状を修正。もちろん、穴の部分から上に向かって切り裂きが必須ですが、ここで処理してもいずれ破損するため後回しにします。
波動砲口内部の仕切板も、このあたりでセッティングしておく必要がありそうです。
やはり、エヴァーグリーンのプラ材を使用しています。
写真がまたハレーションを起こしていますが、なんとか判別つくでしょうか。
このセンターに「誓いの紋章」があるのですが……たぶん描けないでしょうなぁ( ┰_┰) 。
艦尾部分に1/700キットを流用することは以前に述べましたが、天地の寸法に食い違いがあるため、大幅に削りました。補助エンジンナセルは取り外し、上面に関してはヤスっていくうちに、このように根こそぎパーツが粉となりました。
しかし、どのみちこの部分は平面となりますので、これは予定どおりといったところです。
むしろ…下面のほうが手がかかるでしょう。そして、右の写真のように、いろいろ補助のプラ材を使い、艦体と接着します。あとはこの大穴を埋めないと……。
下面の大穴には、やはりエポキシパテを詰め込み、1日時間を置いて乾燥させたのち、、このように成形しておきます。
もちろん、補助エンジンナセルをここに食いこませるわけですが……タカをくくっていたら、「総統閣下の艦」を市場で見かけなくなってしまいましたヾ( ̄o ̄;)。よって、「グレート」と寸分違わぬ、とはいかないようです。
まぁしかし、なんとかなるでしょう。上が現状の全体像です。吃水線上のパーツはまだ置いてあるだけです。
次回は、欠落している後部側面の装甲をどう貼りこんでいくかがポイントです。しかし、いずれ手をつける「バルジ形状」なども含め、形状把握がかなり難しいところに接近してきているのも事実です。
姉妹艦2隻はこのような具合です。デスシャドウのほうは多少成形を進めていますが、エメラルダス号は進展ゼロです。そして、次回はこちらの「木造船」の順番です。
艦体の形状をまとめていく作業は、なかなか神経遣う工程ではありますが、一度、「グレート」で苦心した経験がありますから、手順として行き詰まるということもあまりなく、しばしば前述してきたように、前回の反省点を踏まえた作業に徹しているつもりです。
おそらく、あのとき、「まほろば新造計画」を強引に進めていっても、完成させるのはかなり困難な状況に陥ったのではないかと、今は思います。「ク゜レート」を竣工させた経験なかりせば……ですね。
今日、臨海へ行き、「大銀河」のグッズを少しだけ購入してきました。「大ヤマト三面図」が目当てだったのです。
今夜は、それを眺めながら、いろいろと思案しています……。