「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
……また1年4カ月ぶりの更新となってしまいました。(@_-;A。
しかし、この間、「艦船ジャンル」の暴走というか発展というか大攻勢というか( ´゚д゚`)ものすごい状態になってきましたね。動乱の1年といった具合で。
個人的には最大の出来事が、フジミの1/700「金剛」リニューアルです。前回、「ハセガワのリニューアル前に云々……」と書きましたが、まさかフジミが先に打って出るとは……。
ほんのちょっと作業を始めていた、「阿武隈」もタミヤからまさかのキット化・・・(;´Д`)。
私の製作ペースとは違い、業界としては活気づいてきているなぁ……。
上の写真。主砲は20世紀 (?) に発売されていたピットロードのものです。これを使います。

……このような製作ペースでは、以前に書いた「第1航空艦隊」全艦艇を製作するという夢も「一生かけた夢」になりそうです。せめて、フジミの「金剛」を利用して『インド用作戦の金剛型一斉回頭』は再現したいです(@_-;A。
「まほろば3199」が完成した今、当サイトではこの「比叡」が最古参です。既に7年半以上が経過しました。
手前にいるのは姉妹艦「霧島」(^o^)。
「第8夜」でちょこっと紹介しましたが、その後、
5年間作業が止まっていました(⊃∀⊂)。
作業チェックも兼ねて先行して進めてみたところ、ひと月程度でこの段階まで到達したので、後で細部も載せます。
すんなり入れそうな作業から進めます。
12.7センチ連装高角砲と25ミリ連装機銃は、ピットロードのもの (右、左はリニューアルパーツ) を使ってみます。
単価の問題からすると、あまりピットロードのパーツは多用出来ないんですが、まぁ今回は特別に( ´∀`)。

長い長い製作期間の弊害で、「比叡」の艦橋パーツの大半を紛失していることに最近気付きました。いつまでも探していても作業も進まないので、スクラッチでやってみることにします。とりあえず、下から造っていけばバランスの問題で収拾がつかなくなることはないだろうということで、下部艦橋から製作していきます。流用パーツとしては、アオシマ (旧) 「扶桑」やフジミ (旧)「金剛」などを使用。司令塔部分の前面の丸みは、何かのドロップタンクをブツ切りにしたものを使い、トップ近辺は、タミヤの大和型の副砲バーベットのパーツを使っています。実際はここまで円形ではないと思いますが……このあたりは、上手く言えば「イメージ重視」でやっています(´▽`*)。一応は資料を見つつ……。
もちろん、下部艦橋の形状は「扶桑」とはまるで違うので、プラ材でおびただしい追加工作を施します。司令塔の小窓 (とでも言えば良いのか?) はかなりオーバーな表舷で、実際にはもっともっと小さいはずです。
艦橋の基礎部分はおおむね完成。背面部はセルター甲板との関連があるので、現時点ではかたちを造るのは控えます。夜戦艦橋部分はフジミのものを加工。もうずいぶん古いキットなので、現代のモノと比べることは無茶ですが、素材として使うとなると、これがなかなか捨てたものではないです( ´_ゝ`)ノ。
ここで少し脱線、「練習用」の「霧島」です。このフネの放置期間が「5年」というのもまぁなんというか……当サイトの停滞ぶりを象徴しています(゚´Д`゚)。あまり気合を入れすぎると、また5年放置に繋がりかねないので、「ほどほど」にディテールアップをしていきます。
「霧島」の製作で意識していることは、「比叡」製作のための技術的なテストです。
「失敗しても良い。あまりくどくどと考えない」という意識で進めているので、ペースとしては、かつてないほど快調です。迷わないで進めています(゚ー゚*)。
ただ、真鍮線を使用した、リノリウム止め金具の表現は、比叡の後の作業となったために、「比叡の時より上手に出来てしまう」というおかしなアクシデントなどもありました。
「比叡」では消磁電路の表現は、エッチングの代わりに、0.15×02ミリのプラ材を使用する予定です。
この「霧島」では、消磁電路の表現を0.2ミリの真鍮線で試してみたのですが、温度変化の影響でもあったのか、密着させていた部分が浮き上がったりと、あまり上手くは処理できませんでした。
「霧島」の砲塔では、空中線支柱を真鍮線で造るテストをやっています。エッチングより精度は落ちますが、これは昔からの手法なので、それなりにでもいいから、マスターしておきたいところです。
艦橋とセルター甲板の背面部分は、3本のマストが露出しています。現状では、このような感じです。後は現物あわせで製作を進めます。
現在のところ、艦橋の自作はここまで進んでいます( ´ー`)。まだまだ時間はかかると思いますが……ここに取り掛からないと、いつまでたっても竣工時期が見えてこないので、迷いながらでも、とにかく進めてみます。
用意してあるパーツを組上げると、このような感じです。
だいぶシルエットはまとまってきましたが……まだ残り時間が読めないです。来年中の竣工……集中してかかれば無謀な夢ではないと思いますので、一応は来年の海軍記念日を目標としておきます。
それで、丸8年で竣工という最長記録の更新です(´▽`*)。
……と、締めくくろうとしていたところで、ネット購入しておいたフジミの『新・金剛』が到着しました(^A^;)。
大急ぎで紹介しておこうと思います。
これは……タミヤの新製品?( ̄□ ̄;)!!?……いや、しかし、これは……(*´д`*)……お世辞抜きで、
パーツ点検していて感動しました( ;∀;)
凄いです。
もの凄いです。ぜひ現物を見てみることをおすすめします。
上甲板パーツには『KONGO』と刻印されていますが、艦体パーツには、『KONGO 型』という刻印がされています。と、いうことは…(^▽^;)。
ウォーターライン製品は来年1月の出荷から、値上げされます。そんなご時勢に、このキットは……私は割引価格で購入しましたが、
箱に『2600』と印刷されています(゚Д゚ )
あらゆる意味で、
奇蹟に近いような代物です(;`∀´)。
と、かなり興奮しながら締めくくりたいと思います(;´Д`)。