「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
……さて、どうもこのコンテンツをオープンしてからというもの、「1ヶ月」というインターバルが、とても短く体感されるようになってきています(><;
と、いった類のことを毎月書いているというのも、何やら情けない話ではありますが……「今月こそは木甲板を貼る作業を……」と考えていたのですが、届きませんでした。
とりあえず、吃水線以下の「赤パーツ」にバラストを瞬間接着剤にて固定。さて、このバラスト、というものですが、どうも世間的には「無用の長物」扱いされている向きがあるようです……が、私は何故か意味もなく好きです(*^_^*)。
先月の作業の続き、前檣楼の土台部分の追加工作です。「床」となる部分をプラバンで延長しておきます。
しかし、えらくせまっ苦しい「通路」になってしまいました。パーツの肉厚のことも、やや気になるところです。
まぁ、1/700スケールならば、この程度でも許されるか……と、やや妥協しています。
そして、中央部分の床も同様に延長します。
キットパーツとの境界線あたりは、瞬間接着剤をパテがわりにして処理し、400番の耐水ペーパーで慣らしています。
これで、この部分に関しての追加工作はひとまず区切りとしておきます。
後方へ移ります。
「航空機作業甲板」もまとめの方向へ……。
まず、ピン穴へ差し込むだけになっているクレーンの基部を再現するため、作業甲板の一部をカットします。
この写真では中央の下、穴が開いている部分です。
更に、「リノリウムの押さえ金具」を凸モールドで表現している部分、真鍮線を埋めようとして、逆にスジボリを入れたのですが、線がうねってしまったので急遽取りやめました。白く筋のようになっている部分です、瞬間接着剤で再び埋めています。
「リノリウムの押さえ金具」は、既成のエッチングパーツを使用することにします。金属製の平ヤスリで甲板を徹底的に削って慣らします。
この部分の甲板の様子も、4隻とも微妙に違っているので、それを上手く再現するのが、醍醐味というところなんですが……。
そして、キズなど目立つ部分を中心に、パテで処理しています。
今回、初めてタミヤの「ベーシックタイプ」 (箱入りになったやつです) を使ってみたのですが、なかなか使いやすいみたいです。
そのすぐ脇、最後尾の「副砲塔設置」部分のみ、取り付け部分が平面となっているので、まずはピンバイスで開口します。
そして、ヤスリで口を大きく広げていきます。
このような具合です、ちょっと粗っぽい仕上がりですが、副砲塔が収まればほとんど違和感はなくなるはずです。
ビビって手をつけずにいた艦首の甲板です。
やはりあらかたのモールドを削り落としています。
キャプスタン部分は後で造りなおして取り付けるということになりますが、そのときの目印として、ピンバイスで開口しています。
艦首先端も思いきって削り、とりあえずフラットにしてしまいました。御紋章取り付け板とフェアリーダーはあらためて工作してみるつもりです (とても不安) 。
そして、錨も削り取り、太いドリルで艦体をえぐり、アンカーレセスを表現しています。……正確に言うと「アンカーレセス」ではなくて「ホースパイプ」になる……のだと思いますが。
と、ここまででタイムオーバーとなってしまいました。しかし、来月は確実に「木甲板」の作業に入ります。それが終われば吃水線以下の赤パーツを接着して「進水」ということになります。
しかし、「第5夜」にしてこの状況というのも情けない限りです。またしても「永い途」となってしまいそうで(-.-)……。
しかし、なんとかこの「比叡」……1年で完成させたいと考えています。m(_ _)m

次回は10月27日更新予定です。