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1000年間、ヤマトを陰で支えてきた
沈黙の超時空戦艦まほろば……
羽黒妖 「新宇宙戦艦ヤマト」第14話より
まずは、「艦体部分」から手をつけていこうかと思います。
なにぶん、現時点であてになるものは、第14話での数カットのみ、事実上は右前方からのワンカットのみです。
出来ることはおのずと限られてきてしまいます。
艦首部分。まずは「グレート」製作の際に切断したヤマトのパーツに復活してもらいました。
へこみ部分にポリパテを盛って、この部分のラインを平面にしておきます。ここまでの処理は「グレート」と全く同じです。
「もうひとつの艦首」
これはニチモのキットのほうです。正直、現時点ではどちらのキットから「艦首部分」を造っていけば良いものか……考えあぐねています。全体的な印象からすると、やはりこちらを使用したほうが良いように思えますが、今後の展開次第でこれもまだ解りません。
とりあえず、しばらくの間は両面作戦で薦めようと考えています。
いわば、「コンペ形式」です。
……それは良いのですが、このキットをそのまま使うのもやや無理があるようです。
30センチの艦体ですから、1/800スケール弱に該当します。やや大き過ぎるために、どこかでスケールダウンの必要があります。
もちろん、「グレート」とこの「まほろば」が1/1000スケールということが確定しているのではないのですが、あくまで、「見た目」としてはオーバースケールだということです。
艦首部分を切断し、幅ツメのために中心線付近をカットします。
例のごとく、かなり大雑把な作業をしています。カットの程度も、とりあえず「ヤマト」のほうの幅を目安にしています。
1.2ミリプラバンで裏打ちし、瞬間接着剤で強制的に接着します。
たったこれだけの作業なのですが、不思議なものでかなり小さくなったような感じがしています。切
「ヤマト使用 艦首部分」です。盛りつけたポリパテを多少整えています。この後、さらに削り込んでいく予定です。
こちらは「大和使用 艦首部分」。甲板部分の接着面に多少処理の手が入っています。400番の耐水ペーパーをかけたので、木目のモールドは殆どなくなっています。
まだまだ序盤戦といったところです。とにかく、判断のつく部分から順次手をつけていこうと考えています。
この艦首部分でいえば、ちょっと気になるのが先端にある「謎の砲口」です。「砲口」なのかどうかもわかりませんが……。
次回はその部分の処理か、「バルバスバウ」になりそうです。