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艦の本体も乗組員も…そのもの…とは少し違います。
コンバージョンモデル、大改装、改良発展型。
羽黒妖 第3話より |
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今週は、艦首の形状を調整していくことにします。
この艦首部分の「砲口 (?)」ですが、内部にも仕切りが設けられていますが、とりあえずしばらくは手をつけないでおきたいと思います。 |
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艦首部分と中央艦体を接着します。
ここでは通常の接着剤を使用し、これでまる1日程度寝かせて、完全乾燥させます。接合部分のアウトラインが上手く繋がっていませんが、こういう組み立て方法では、どこかしら不自然さは伴ってしまうのだ。と、居直ってしまいました。ここは後ほど調整をします。
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かなり隙間も出来ています。瞬間接着剤を大目に盛りつけています。
ここは通常のプラパテなどでも良いのですが、接合部の側面は更に手を加えますし、上甲板は丸ごと貼っていくことになるでしょうから、ここでは表面処理というよりも、接合部の強度を上げることに重点を置いています。
内側からも補強していくことになりますが……。 |
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「砲口」を取りつけた部分と艦首のラインをどうまとめていくか……なにぶん埋めこみの為に思い切った切り裂きを入れてしまいましたから、なかなか。
見栄えがする部分だけに、慎重に考えてやらないとまずい訳ですが……やはりこの方法しかないのではないかと思います。
ポリパテを盛り、艦首へと向かう曲線のラインが上手く砲口部へ流れ込んでいくような形を目指しています。
この部分は最新話のCG画がかなり参考になりました。 |
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中央構造物の土台部分は、今週は殆ど手をつけられませんでした。
先週プラパテを盛った部分に耐水ペーパーをかけた程度です。
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半日程度時間を置き、デザインナイフで多少の削り込みの後、400番の耐水ペーパーがけを行いました。
グレートヤマトのほうでも苦慮しているように、気泡が発生しています。
この部分は、肉厚としてはかなり薄めの盛りつけになっているので、エポキシパテでは根こそぎ脱落する恐れが多分にあり、仕方のないところです。
もちろん、一度では完全なものにはなりません。あと何度かはこの反復作業が続きます。 |
艦体の接合部が完全に固まったので、荒目の耐水ペーパーをかけておきます。
この接合部は最終的には、すべてなんらかの上張りがなされるので、大雑把な処理にとどめておきます。
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側面の接合部にポリパテを盛ります。
盛りつけ以前の、上の写真の状態で、少し段差が発生しています。それをなんとか解消しつつ、自然なラインになるようにしたいと思います。 |
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艦首にも2度目のポリパテ盛りつけ。
分量としては、さほどのものでもないので、なんとか数回の処理でまとめたいところです。ポリパテの表面処理も「グレート」のほうでやや食傷気味なのです。
喫水線以下の部分に関しても、そろそろ検討を始めます。まずは、既存パーツの先端部分のみ切り出してみました。幅詰めした為に、「赤パーツ」はそのままでは使えなくなっています。 |
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上部艦体と合わせてみると上のような具合です。
やはり、バルバスバウ部分などはもう少しアレンジが必要なのかもしれません。
以前作った「まほろば」は、多少特異な点はあったものの、ほぼ「大和型戦艦」の外観でした。初見の時に目を引かれるポイントは、「艦橋」や「主砲塔」であったと思います。
しかし、艦首のここに大穴が開くとなると、全てのポイントがここに集まってしまうような気がします。それは「ヤマト」を見た際に、いかに「波動砲口」が目立つか、ということと全く同一の意味を持ちます。
この部分の出来の良し悪しが、この艦の「表情」を決定することに、おそらくなるのでしょう。
慎重に進めてみたいと思っています。
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