……また一ヶ月も更新が滞ってしまいました。(@_-;A
「いざ、更新作業を」とパソコンに向かったものの、突然「ウィルスメール攻撃?」を受けてパソコンがトラブルを起こし、冷や汗かいてしまいました。
さて、爆弾倉部分の微妙なナセルを表現するため、エポキシパテを盛り付けておいたものです。
しかし、時は過ぎ行き、完全に硬化しています(;-_-+。これを削っていくのは、またしても骨が折れそうな予感がします(笑)。
デザインナイフと彫刻刀でかなり強引に削っていきますが、やはり硬い硬い……数時間を要してどうにかムダな部分のパテを削り落とし、いつもの「まな板削り」を用いて荒めの水砥ぎです。
その後、軽く水洗いして、チェックしてみます。
醒めた目で見直すと、やはりまだまだムラのある状態です。
更に水砥ぎ作業を続けて、左右のボリュームなどを調整。
ひとまずの仕上げとして、400番と600番の耐水ペーパーで表面を整えます。
おおまかな形状はひとまずものになりました。
しかし、窓などがある機首近辺をどう造っていくかは、いまだにプラン無しのままです。もうしばらくは他の作業に手がかかるため、時間的余裕はありますから、おいおい考えていくつもりです。
今度は機体上面部分の曲面を、なんとかしなければなりません。
基キットとなった「飛竜」は、大きなキャノピーが張り出していたので、この上面部分は完全に自作ということになります。
しかし、やはりコクピットを製作する関係上、「ただ埋めてしまえばいい」という訳にもいかず、下面と同様に工程を分けて処理することとします
まず、コクピットのことを考えなくてもよい後部からかかります。支柱として、3ミリ角棒を3本重ねたものを接着します。
そこに積層プラバンを接着します。
その後はまた強引に削りだしていく作業となるので、数日放っておき、完全に接着剤を乾燥させておきます。
翼の製作も同時に少しずつ進めます。機体と翼の接合面は、微妙なライン取りとなりますから、何か流用パーツを、と考えていました。1/48「屠竜」からチョイスしてみます。
……これで「屠竜」も全てパーツストックの箱行きが決定です。
接着剤が完全に乾燥したところで、いよいよ削り始めます。
……最初はごくおおまかな処理でも構わないのですが、それでもやはり時間がかかりました。
とにかく、ただひたすら、ひたすら削りこみ、曲面を造り上げていきます。
細切れの時間で作業していたため、結局は4日ほどかかって、どうにか丸みをだすところまでこぎつけました。
今まで、失敗も成功も含めれば十数個のスクラッチに挑戦してきましたが、実在したものを手掛けるのは、これが初めてのことです……しかも、飛行機などという、デリケートなアウトラインを持つものに挑戦しているとは……。
架空ものならば、ある意味での「ごまかし」がきく面もあると、個人的には思っています。
が、実在したものとなると、もっと上の水準での作業が必要とされてくるようです。
形あるもの、翼あるもの……。今、その難しさを痛感しながら、手を動かしているところです。
いずれにせよ、長い道程となりそうです。