2000.09.30 NEW
「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
 前回の最後に「更新は告知日か数日前に…」等書いてしまいましたが、今週はまったく作業に乗れないような状況で、ギリギリの更新となってしまいました。以後、軽はずみな言動は控えます。
 本来は前回制作した金属製砲身を先に塗装するという段取りを取りたかったのですが、稼動部分の軸を砲室内に取り付けるプランが浮かびませんでした。
 もうひとつの理由は、出来れば塗装はベランダかどこかへ出て行いたい、夜に部屋の中でするのはちょっと……と考えたからです。勤めている方には理解して頂けると思いますが、「昼間の時間が使えない」というのは時としていろいろ辛いことがあります。
 そこで、各砲室にの両脇に「測距儀カバー」を接着しました。文章だと一瞬にして終わってしまいますが、パーティングラインの消去にとんでもない時間がかかりました。
 現在悩んでいるのが、副砲の砲身をどう処理するか…という点です。主砲身を金属製にしてボリュームアップを図ったために、かなりギャップを感じてしまいます。 こちらも金属に交換するのが一番簡単なのですが、砲室との接続断面がかなり狭いために、加工するのが困難ではないのか? とかなり臆しています。しばし検討に入ります。上手くいけば来週に決着をつけます。
 写真のピントが甘いのですが、艦橋なども殆ど進展がありません。実を言えば、市販のエッチングパーツを使ってみようか思案中なのです。先日、発作的に購入しようとしたところ、たまたま「大和・武蔵用」のものが売り切れていたために、保留としています。
 艦首上甲板です。突起物を残しているために表面処理の具合が芳しくありません。
 
 思い切って、残しておいたディテールも削り取ってしまいます。まず錨鎖と繋がっているキャプスタン部分を削ります。よくよくコミックを見てみると、デザイン的に違うものになっているので、新規で作り直します。 
 艦首部分の「菊花紋章取り付け板」の形状は、大和と違いかなり大きめにデフォルメされています。宇宙戦艦のほうに近い感じです。エポキシパテからの削り出しで処理を、と考えました。しかし……挫折。乾燥後、あっさり剥がれてしまい、加工も困難に感じたのでこの方法は断念しました。
 苦心して残しておいたホースリールも、代用パーツのやりくりがついたので撤去します。
 その代用パーツに関しては次回にでも触れます。
 結局、エポキシパテではなくポリパテで試してみることとしました。
写真は1回目の盛りつけ直後のもの。
 やはり粘りがありすぎて、盛りつけには苦労しました。
 もたもたしているうちに、すぐ硬化してしまうので、数段階に分けて進めるほかないようです。
 硬化後、彫刻刀で削りの処理を施します。
 エポキシパテと違い、硬化してからもストレスをあまり感じずに削ることが出来るのがありがたいところです。
 そして、2回目の盛りつけを行います。
 ちょっと短いのですが、今週はここまでです。
 どうも今回は難航してしまいました。いつも行き当たりばったりで、プランをその場で立てているのがいけないのだと、解ってはいるのですが…。
 次回(第11話)はこの艦首部分の仕上げ、あるいは主砲のほうになるものか、今のところ未定です。
 今回このていたらくですので、可能ならば週半ばに一度更新して、第12話を10月8日(日)に更新したいと考えています…ですが、あまり自信もありませんので、基本的に10月7日(土)ぐらいに思っておいてください。
 
「まほろば」完成まであと38日(推定)