2000.11.18 NEW
「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
 エッチングパーツの取り扱いに多少疲れてしまいましたので、別のほうに手をつけて気分を変えます。
 主砲の仕上げにかかろうかと思います。ずいぶんとごぶさたしていた部分ですが…。とりあえず、砲室の内側、外側ともにジャーマングレーで塗装します。ちなみに、タミヤのアクリル塗料を筆塗りで処理しています。塗料の伸びが素晴らしいので、筆塗りで十分だと考えました。それに、下塗りですし。
 真鍮パイプで自作した砲身に、メタルプライマーをやはり筆塗りで塗装します。
 洗濯ものみたいですが、全面に塗ればこうして乾燥させるしかないですね。
 これは念の為24時間以上寝かせて万全を期します。
 色に関してですが、思案の挙句、下地にジャーマングレー、その上にガンシップグレーをのせることに決めました。タミヤの缶スプレーです。
 また、バスルームに持ち込んで、換気扇を動かしつつ塗装しました。
 砲身根元の「防水布」の表現をどうしようかと思いましたが、ティッシュペーパーを使用してみます。「布」も考えたのですが、なかなか薄いものがなかったのです。瞬間接着剤を使用し、固定しながら巻きつけていきます。
 とりあえず、3本が終了。
 …あと12本です。またしても眩暈がしてきました。
 …15本すべて完成。
 通常の接着剤を塗って、ティッシュペーパーの表面をコーティングしてあります。
 テストで3本ばかり塗ってみました。防水布部分はちょっと質感に問題がありそうですが、まあまあこんなものでしょうか。
 メタルプライマーのときと同様に、ぶら下げた状態で塗装します。当然のことですが、ブラブラしてしまうので、ほぼ片側を塗って24時間乾燥させ、更に片側を縫って24時間寝かせました。
 これで、砲塔組み立ての準備は完了しました。
 「黒色」の色の具合がこの写真で判るでしょうか?
 前回も書きましたが、劇中で「黒色」と呼ばれていますが、まさかフラットブラックは塗れません。
 表現としてはこんなものかな?とやや疑いつつもまぁ満足しました。しかし……。
 ……入らない!!!
 防水布の表現が過激すぎました。
 しかし、それにしても、何ゆえ確認もせずに15本全て処理してしまったのか………(約15分放心状態)。

 なんとまぁ、自分にあきれてしまいました。別に完成をあせっていたとも思えないのですが。
 埒があかないので、防水布部分を削り落とします。しかし、瞬間接着剤とプラ接着剤でコーティングされたティッシュペーパーは想像以上に硬く、難渋しました。
 塗料の皮膜もかなり被害を受けたので、再びメタルプライマー塗りです。
 ……ちょっと気持ちが萎えてきています。自分が悪いのですが。
 今回はここまでです。
 これなら砲身が無事にセッティングできるのを確認…第9話でやっているでしょうに、それは……。

 次回第18話は遅くとも11月26日(日)までに更新予定です。早まる可能性もあります。
 サブタイトルも決まっています。第18話「51サンチ砲」です。

 うさをはらすというところもあって、「グレートヤマト建造計画」の「予告編」を作りました。
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