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艦尾部分の裏面です。
プラバンで裏打ちしたわけですが、プラバンの下に空洞部分が出来ていたので強度に問題が発生してしまいました。
接着した部分が簡単に割れてしまいました。
瞬間接着剤か何かで補強が必要です。
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表面です。白いのがこの部分の穴埋めに詰め込んだエポキシパテです。ここも後で綺麗にしてやらなければなりません。
……どうもこの部分のディテールに確信が持てないためか、迷いが生じて、なかなか手が動いてくれません。
それに、この艦尾部分の鉄製甲板のモールドを残すべきか、削るべきかまだ悩んでいます。 |
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悩まずとも良い部分を進めます。
中央艦体と同様に、接合面にあたる部分にプラバンでふたをします。ここでは1ミリプラバンを3枚重ねてやりました。
前に発覚した。第5主砲塔の後部がはみ出さない程度の延長ということです。
例のごとく、かなりおおざっぱな処理。
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24時間程度寝かせたのち、カッターで削りの処理のあと、水ペーパーがけした状態。
上甲板の部分とラインをならすためには、ここでも粗めのペーパーを使うしかありません。側面に関しては、中央艦体と接続後、ラインをつなぐ作業が残っていますので、おおまかな処理のみです。
中央部、白く見える箇所、甲板上の突起物も、ポリパテで裏打ちして、削り取ってしまいました。
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この部分も板張りモールドはほとんど消失しました。
ここまでやれば、もう中途半端にモールドは残せないので、全面にわたり、削り落としてしまいます。
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作業中……。
第2話で紹介した、「台所用品」のブロック形水ペーパーですが、これは本当に重宝しています。まさかこれほど多様することになるとは思いませんでした。
「カッターで削ったあとの1番手」として個人的には定着しました。しかも、模型用の水ペーパーに比べて、耐久力が桁違いです。
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おおむね削り落とした状態。
まだ多少凹モールドが残っていますが、それらの仕上げは後回しとします。
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接着剤は完全に硬化しているはずなのに、どうもふたした部分がぐらついているので、瞬間接着剤で裏から補強してやります。 |
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ついでに裏面のヒビがはいった部分も補強。
さらに、上甲板の大穴が空いている部分の穴埋めもパテのかわりに瞬間接着剤で済ませてしまいます。 |
約48時間後の様子。 (何のための瞬間接着剤なんだか……) 白く粉を吹いているように見える箇所が瞬間接着剤で穴埋めした部分です。 |
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いよいよ中央艦体と繋げます。
ここでは瞬間接着剤は危険なので、通常の接着剤を使用。念のためセンターのガイドラインを鉛筆で入れてから慎重に……。 |
さて、なんとかここまで漕ぎ着けました。
このコンテンツを立ち上げなければ、ここまでやるのに何年もかかっていたかもしれません。
同スケールの「ヤマト (バンダイ製)」との比較写真。この模型はウォーターラインなので上下の厚みが貧弱に感じられますが、だいたい「アンドロメダ」クラスの艦になるようです。
とりあえず艦体は繋がりましたが、まだまだ接合部分がガタピシですので、次回からは「艦体のスタイリング」をしていくことになります。
なんとか次回(第6話)は9.03(日)の夜早めにアップしたいと考えていますが……。
このコンテンツとは何の関係もありませんが、今年12月にハセガワから「1/72 VF−1Aバルキリー (ファイターモードのみ)」が発売されると知り、驚愕しつつも感動しています。
……「えっ」と思われた方もいるかもしれませんが、「ハセガワから」というのは冗談でもなんでもありません。凄い時代になってきましたね。
「まほろば」完成まであと70日(推定)
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