「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
 

さて、前回「春ごろの竣工云々……」などと皮算用していましたが、もろくも崩れて5ヶ月ぶりの更新となりました。上の2枚は現状の写真です。
今回はしばらく放置していた飛行船の造りこみを進めます。
まず、一度水洗いしてから最初のサフ吹きを行います。
ここでエンジンポッドの製作に入ります。
キットパーツのポッドはこのように大変小さいものです。形状からも見当がつくと思いますが、このポッドにプロペラは一基となっています。
原作のカットを見てみると、エンジンポッドの前後にそれぞれプロペラが描かれています。
そこで、ポッドの後端をカットして、プラマテリアルを接着して、いくぶん大型化します。
飛行船のサフが乾燥したところで、表面をチェックします。
やはり接着面でいくつか隙間が残っている部分がありました。再度パテと瞬間接着剤で埋めます。
エンジンポッドの表面処理を続けていますが、さすがに小さすぎて難儀です(;-_-+。
形状に関してなのですが、原作でエンジンポッドのアップが存在するのはワンカットのみ、それも全体は描かれていないということもあり、いくらかのアレンジをしています。
まず支柱部分をプラ材を加工して造ります。
このようにエンジンポッドに接着します。支柱はカットを見る限り細いものが2本……おそらくもう2本があって、計4本の支柱で支えているようなのですが……
製作上の強度と技量を考え、このような形状へ変更しました( p_q)
飛行船への接着も非常に気になるところです。真鍮線で補強して接着することにします。
飛行船部分に接着します。
取付位置と角度を左右で統一するのに多少は神経を使っています。これは前方への取付です。
今度は後方への接着です。
ちょっと角度を変えて見てみると、おなじみの「宇宙艦版」の艦体へ取り付けられている安定版らしきディテールは、このエンジンポットがイメージモチーフなのだな、と改めて思いました。
今回はここまでです。
前回も危惧していましたが、あちこちで壁に行き当たることが多いので、まだまだまだ立ち止まってしまう要素も残っていそうです。/(x~x)\ここへきていよいよ技量不足を痛感しています。
3隻同時進行を始めて丸2年になりますが、やはりこの船が一番手強いようです。
しかし、工程数としてはもう先が見えてきていますので、あとはこの「最強艦」にどう対峙するか……もうこれは気構えの問題かもしれません。今しばらく悪戦苦闘が続きます。