「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
 
一度も手掛けたことのない「木造船」に挑んでいる訳ですが、どうにか大まかな形はまとまってきました。しかし、まだまだ直面したことのない事例に悩まされる予感も否定できません(; ̄ー ̄A 。
甲板部分の基礎加工が終わったところで、船体と接着しておきます。段取りはあまり検討せず、なんとなく手の動きに任せています。
今週の主役。エヴァーグリーン製の110番のプラ棒です。0.5ミリ幅、0.38ミリ厚です。技量からすると、もう、扱えるぎりぎりのサイズの素材です(w_-; 。
ここでは最近、模型誌などでも紹介されることが多い方法を試してみます。
つまり「木甲板の表現」です。
適当な長さにカットし、1本1本接着していきます。
根気さえ続けば誰にでも出来る作業でしょうが、少々不毛な感じもしますね……。
後部キャビンのブロックを載せますから、その部分にまでわざわざ敷き詰める必要はありません。
仮載せして調整を施しつつ作業しています。
まずは、「第1段階終了」です。
ここで、今のうちにマストの位置にアタリをつけておきます。プラマテリアルを甲板上に接着。センターラインをイメージして接着しないと後々大変なことに……。
前部キャビン部分を作り始めます。
プラ材で側面の壁を作ります、が、あくまで骨組みに過ぎません。

「窓」の加工は以前と同様の段取りです。
0.5ミリ厚のプラバンを適当なサイズにカットし、ピンバイスで開口します。
デザインナイフで穴を広げ、金属ヤスリでさらに広げていき、「ドア形状」に加工していきます。
仕上がりはこのような具合です。
このあたりの作業は、あまりコメントできません。基礎的な作業の積み重ねですので(⌒^⌒)b。
前面に接着し、余分なところをカットします。
これで基礎部分は完成です。あとは、側面の壁のセットと密接に関わってきますから、すこし検討に入ります。
後部キャビンを接着します。
しかし、やはり、まだ手直しの必要が出てしまいました。側面の処理を検討していると、後部キャビンの幅が気になってきました。
以前幅は広げていますが、「まだ甘い」ようです。
更に幅を広げます。プラ材をエッジ部分にこのように接着していきます。
……しかし、エヴァーグリーンのプラ材は本当に重宝します。作業内容の幅が広がりますね。いろいろ揃えておくとかなり有効です。
今週はここまでです。
4週目でこの状態なので、まあまあ順調でしょうか……。
姉妹艦2隻に大きな進展はありません。
次回更新はデスシャドウ1号艦です。
ラフイメージ画と並べて……とりあえず、ここまできました。イメージスケッチの全体像からは、まあまあ逸脱していないと思いたいところです。
今週はエヴァーグリーン製品が大活躍でした。ほとんど流用パーツを使っていないのですが、プラ材をどう組み合わせて、どう加工していくか……道具はデザインナイフと接着剤程度。「スクラッチの原点に帰って」作業しています。
20年ほど前と違い、道具も、素材もいろいろなものが購入し易くなり、至れり尽せりのご時世ではありますが、たいがいのものは、こんなふうにしてスクラッチが可能なはずです。
まあ、もっとスキルアップは必要なのですがq(T▽Tq)。