「やまとは くにの まほろば」 ТОPへ戻る
 
割合順調に推移していた「木造船」の製作でしたが、不意に行き詰まってしまいました。
ただ、具体的にどこが……という訳でもなかったのですが。まあ、なんとなく気分が乗れなくなっただけですね。さて、気を取りなおしていきます(; ̄ー ̄A 。
前回、一番下の部分のフローリング (←違う)を貼ったのですが、「ここだけ」というのも妙な具合です。
やはり、最低でも「床」に相当する部分は全て同様の処理をしなければダメでしょう。また、1本1本プラ材を貼りつけていきます。上の写真では吹きぬけている前部キャビンにプラバンで屋根を接着、このあと余分なものを削っておきます。
全ての床を処理し、1晩時間を置いてから、余剰部分をカット。
これで、「床」に関してはほぼ完成です。
今度は裏側、船底をなんとかまとめていきます。
当然、曲面の処理が問題となってくるのですが、いつものエポキシパテ盛りは、ここでは放棄しました。
「左右対象」に今ひとつ自信が持てなかったからです。流用パーツを物色……中央部分は「波動エンジン」のパーツを左右カットして接着しています。あとは、前後の微妙な曲面部分をどうするか……。
「総統閣下の艦」の艦橋を真っ二つΣ(⌒◇⌒;) 。偶然ですが、サイズが妙にぴったりでした。
さらにそれを前後で切断し、4パーツに分割し、船体下部の各所に接着します。
隙間も当然出来ます。そこにはエポキシパテを詰めこみますが、いつものように乾燥することを待つことはしません。ここが「外装」とはならないので、次へ早速進みます。
右の写真ですが、後部、「舵」のパーツがまだでした。これで全パーツではないのですが、とりあえずセットしておきます。
このように、船底にもこうしてプラ材を貼っていきます。
これはかなり難しい部分もあるので、危険だとは思いました。しかし、エポキシパテで形状を作り、そこにスジボリを施していくというプランのほうが、ずうっと危険だという判断です。あえて挑めば線がヨレヨレになってしまうでしょう。2〜3本ならいざしらず、今はそこまでの技量はありませんq(T▽Tq)。
ひたす、ひたすら貼っていきます。σ(゜・゜*)こうして下から貼っていってますが、側面部分とは「板の向き (流れ?)」が違っています。ある程度のところで打ち切り、余分と思われる部分をカットして、こんどは側面からも貼っていきます。
そのふたつの流れが合流する部分が、なかなか難しいところです。少し隙間もできてしまいました。しかし、原作を見ると、はっきりと描かれていますから、なんとか表現したいところです。流用したパーツはこれですっかり見えなくなりました。
しかし、パテの類を使えないという珍しい事態……「木目」がなくなったらなんにもなりません。ヤスるのもいつもと同様にはいきません。1000番の耐水ペーパーをかけるのみの処理となります。
船体外装はだいぶまとまってきました。そこで、以前ボツにした船体側面板の設置に再チャレンジします。改めて0.5ミリプラバンを切り出しました。
そして、側面にそれぞれ接着します。側面から後部へ至るラインが、かなり直線的になったのが気になりますが、少なくとも前よりはましな仕上がりにはなったと思うのですが……。では、アップ写真を3枚ほど。




これでどうにか、基本的な船体そのものは完成しました。飛行船にぶら下がっていなければ、これで「進水」ですね。あとは細部の作りこみや、外装などが中心となってきますが……さて、どうしたものでしょうか。また「壁」が目の前に見えてきたような気がしますq(T▽Tq)。
最大の心配事はやはり、外装のデコレーションをどうするか、どこまで「挑戦」して、どこからを「捨て」るかですね。
いつものことですが、その辺りの事に関しては、現在「白紙」のままです。
いずれ、何か思いつくでしょう……2週間後ぐらいまでには。
余談ですが、木造船製作の資料にはコミックス4巻と、CD-ROMデータベースに収録されている設定画 (ビデオ/クイーンエメラルダス版)を利用しています。その中の設定画で、クイーンエメラルダス号 (ですから、宇宙船のほうです) の内部構造の設定画が……やはり、この木造船のゴンドラ船部分は飛行船型艦体に収納可能なようです。中央の内部は殆ど空洞に近く、ゴンドラ船を内部に引き込む駆動系が描かれていました。
子供の頃から「なんか……上の艦体との接合部分が細くて危なっかしいな」とつねづね思っていたので(〃^∇^)、妙に安心しました。
姉妹艦2隻は全く進展なしですので、今回も写真は割愛します。次週は、「デスシャドウ」です。