「やまとは くにの まほろば」TOPに戻る 右舷近くに…あの「大和」が…

9門の主砲をふり立てて…艦載機の

大群を相手に…戦っておった。

「第1話戦艦まほろば」より
さて、なかば思いつきで処理してしまった艦首部分ですが、以外に良い具合にもっていけそうな気がしてきました。あとは、うまくラインが繋がっていない部分があるので、その調整に重点を置きます。
なにしろ、艦首へと向かう表面形状が「盛りあがっている、ヤマト」と「凹んでいる、大和」を接続するというブラックジャックまがいの行為だったので(^^;。

瞬間接着剤を波除け板近辺に流し込んでおいたので、このあたりから表面処理の作業を始めます。
180、320、400番の順で、耐水ペーパーをかけていきます。
その、問題の「盛りあがり」と[凹み」の接合点の調整です。
当然、盛りあがっている部分を削るしかありませんから、彫刻刀の丸刀で削ってみます。

おおむね仕上がりました。これは耐水ペーパーの180番をかけた直後のものです。
……なにやら、大きな問題がわりあいすんなり片付いたようです。
艦体幅に関しても、早めにまずどこかで基準点を決める必要が出てきました。
3ミリプラ棒を2本接着したものを、このように接着しました。この部分の幅はキットノーマルより2ミリ程度幅を広くしています。
同様のプラ棒を、艦体の中心線を出すことにも使用してみます。全然違いますが、ここでは「竜骨」と呼びます。
…白状すると、「グレート」は実はゆがんでいるんです、少し。それを回避したい、というのは今回のあまり公に出来ないテーマです(〃^∇^)o。
大気圏内用安定翼取り付けのためのスリットは全く不要なので、エバーグリーンのプラ材で埋めます。
この部分も、「グレート」ではかなり後でパテ埋めしていましたが、早めに処理しておきます。
吃水線下の「赤パーツ」もそろそろ手掛けます。上部艦体と幅が揃うようにプラ板をかまし、接着します。
いろいろと「大穴」が開いていますから、これらも全部埋めたてていきます。まずは、
裏側からパラバンを貼りつけています。
上部に戻ります。接合部分を中心に、プラパテを盛っておいたものに耐水ペーパーをかけています。
これでとりあえず、凹凸は殆ど無くなりました。
また「赤パーツ」です。
「大穴」にエポキシパテを詰めこみ、隙間の少ない部分は通常通りにプラパテを盛ります。これで一晩時間を置き、余分なエポキシパテをカット、耐水ペーパーの処理を施します。
ているはずです。
中心線の「竜骨」の座りが、とうもいまひとつです。
接着剤のみでは安定しないので、エポキシパテをかなり無駄ぎみに盛りつけて永久固定処理ですv(。-_-。)。
バルバスバウに関しての考察……左の状態が、ほぼノーマルなセッティング (トップが「ヤマト」ではなく「大和」なので) です。これ、前にもやった気がしてきましたo(*^▽^*)o、…左が、あえて、「赤パーツ」を前寄りに置いた状態。個人的にはこのぐらいのバランスで造形したいです……「グレート」とそれなりに合わせる必要もありますし……。バルバスバウのボリュームアップは、前回は切断したパーツを上下逆に再接着し、エポキシパテを盛りつけました。
しかし、それがために「球状」がいまひとつの出来に終わっています。
今回は流用パーツで完全に近い「球状」を再現しようと考えています。これは「コアブースター」の部品ですが、ちょっと大きいです。いろいろ探して殆ど諦めていたのですが……。
決定打がこれです(* ̄0 ̄)/ 。
解る人には見ればすぐ解ると思いますが (嘘です/( ̄ロ ̄;)\)、1/48の「紫電」のスピナーカウリングです。
直径がほんの少し太いという理想的なサイズでした。これを基礎としてバルバスバウの形状調整をしていきます。
若干の段差の解消は、やはりエポキシパテを使用します。
これも、前回ポリパテを多用し続けて、「気泡」の処理に膨大ともいえる時間を費やした反省です。
「竜骨」をある長さを目安にカットしました。この後端に艦尾のパーツが付く余裕だけはありますが、これが「まほろば3199」の全長となります。これはもちろん、「グレート」と全長を揃えるための処置です。
このサイズに前後檣楼と副砲2基・主砲5基・煙突・機銃の全てを詰めこむ訳なんですが……ちょっときついということがもう判明しています。それをどう料理していくかが大きなテーマですね。
現状でここまできました。「大和」と「ヤマト」を強引に接合してしまったのが、案外上手くおさまってくれました。
この調子でなんとか進めていきたいものです。……やはり、工作内容のことなど考えると、3隻のうちで、これが竣工は一番最後になると思われます。1年か、1年半ぐらい先か……まだ、先は長いです。
目安としては、劇場版「新ヤマト」用の設定画が世間に出る前に完成させたいな、と( ̄▽ ̄)。形状等違ってくるのを承知で進めていますから……劇場版の設定画を反映したものは、おそらく1/700で挑戦していくことになると思います。しかし、これもまた「遠い夢」ですが……。
次回は「クイーンエメラルダス 第3話」です。