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4.エンジンノズル周辺
4-1メインエンジン・ノズル
Fig.4-1にエンジン・ノズルを示します。
使用パーツはハセガワ製1/32 F-16Cのエキゾーストノズル・アッセンブリです。エキゾーストタービン部からアフターバーナー・ダクト、そしてヴァリアブルノズルまでのすべてを使用しています。エキゾースト・コーンは同1/48 F-16Aのドロップタンクのパーツが調度良い具合で、それを取り付ける基部となっている蜘蛛の巣状のパーツはアフターバーナーのフューエルインジェクション(燃料噴射管)です。F-16では本来、エキゾーストタービン直後に取り付けられている物ですが、ここではアフターバーナーとノズルの間に挟み込むように取り付けてあります。

大きいでしょう。艦体を組上げた後、アフターバーナー・ダクトの外径にあわせて艦尾を切断し、F-16パーツを挿入して接着、ポリパテにて隙間を埋めています。後ろから見ると奥行きがあって、とても気に入っています。
建造開始当初は1/48 F-16のノズルを使用するつもりでしたが、実際にあわせてみると帯に短し襷に長し状態。やむ終えず1/32 F-16Cのパーツのみをメーカーに依頼して購入しました。しかしながら1/48モデルも色々な部位に流用可能で、とても重宝しました(^.^)

★Fig4-1エンジンノズル★→

4-2.補助エンジン・ノズルおよびその周辺Fig.4-2、4-3に補助エンジン・ノズルを示します。
使用パーツはハセガワ製1/72 F-4SファントムUのエキゾーストノズル・アッセンブリを使用しております。これまた当初はハセガワ製F/A-18Cのパーツを流用予定でしたが、ノズル形状が絞られすぎているため、没となりました。
補助エンジンカウル部分は、1/48 F-16のドロップタンクの外径がファントムのアフターバーナー・ダクトの外径にピッタリでしたのでほとんど無理やり艦底のアールに合わせて瞬間接着剤で接着しています。原画に有るエキゾースト・コーンは単にタービンのディティールを殺したくなかったために、あえて再現していません。

★Fig4-2補助エンジンノズル1★

★Fig4-3補助エンジンノズル2★
4-3.尾翼
Fig.4-4に尾翼を示します。
これ、実は1/72 F/A-18Cの主翼前縁部分と垂直尾翼の前縁部分をそれぞれ切り離して後縁となる部分をゼリー状瞬間を盛り付けヤスリで削って整形し、翼端部は1/500ヤマトのオリジナル尾翼から切り離して接着してあります。艦体取り付けにあたって、強度確保のため真鍮線を通して固定してあります。

←★Fig4-4尾翼★

4-4.安定板(?)
Fig.4-5に安定板(?)を示します。
安定板といっていいのかどうか、正式名称が不明であるため、そう呼ばせていただきます。
元になっているパーツですが、翼端板の部分は1/32 F-16Cのベントラルフィンの薄い部分から切り出し、Pカッターにて筋彫りを入れた物、安定翼部分は1/500 ヤマトの尾翼を加工したもので、真鍮線をホゾに使うことで強度アップを図っています。
また、艦体取り付け部分にも真鍮線を差し込んでから接着しています。

★Fig4-5後部安定板★
5.その他
5-1.ウイングマスト
Fig.5-1にウイングマストを示します。
頭頂部の水平翼はノーマルのままですが、マスト部分は1/72 F/A18Cの主翼前縁を切り取り、加工して作り直しています。原画を見ると旧ヤマトのそれよりも後退しているためです。
また、ノーマルパーツのままではやはりシャープさに欠けてしまいますので。強度アップのため真鍮線を通して接着してあります。
マストのほぼ中間にある水平翼ですが、マテリアル製のセンサーセットのもので、やけに格好が良かったのでここに取り付けてしまいました。当艦の設定では艦載機管制レーダーとでもしておきます。
今後の計画として張り線を施して、軍艦旗などをはためかすのも面白いなとか思っております。

★Fig5-1ウイングマスト★

★Fig5-2前部ウイングアンテナ★    
★Fig5-3後部ウィングアンテナ★
5-2.各ウイングアンテナ
Fig.5-2、5-3にウイングアンテナを示します。

すべてノーマルパーツ使用ですが、断面が翼形になるようヤスリ掛けしています。また艦尾の補助エンジンセパレートパネルに取り付けられている物には、強度アップのため真鍮線が通してあります。

5-3.防波板
Fig.5-4に防波板を示します。
1mm厚のプラバンを加工取り付けしています。

5-4.ロケットアンカー
Fig.5-5にロケットアンカーを示します。

1/500ヤマトのノーマルパーツを改造しました。といっても形を整え胴体?の部分をあるパーツを流用してそれらしく見せているだけです。
その部品とは・・…・、実は1/500ヤマトに付属しているコスモタイガーUだったのです。


★Fig5-5右舷ロケットアンカー★

★Fig5-4防波板★
★Fig.5-6右舷大展望台★
5-5.大展望台
Fig.5-6に大展望台を示します。

 基となるノーマルパーツの窓枠に当る部分に、既述の細切りプラ板を張っていき、その他の部分をプラパテで埋め立ててあります。
この加工法についてはSa-toshi様のグレートヤマト建造計画 第32話「儀装」を参考にさせていただきました。

★Fig5-7艦載機発進口★

5-7.艦載機発進口
Fig.5-7に艦載機発進口を示します。
 確か、旧ヤマトにおいて、艦載機発進口と設定されていた記憶があるため、取りあえず口呼ばせていただきます。発進口周りの部分ですが、何かの部品が元になっております(なんかクイズのようになってきたなぁ)
 戦闘機のプラモを良く作られている方ならもしかして御解りになったかもしれません。
 実は、1/72 F-4SファントムUのバルカン砲ガン・ベイドアの部品です。何か使える物がないかと、今回グレートヤマト製作のために購入した模型の部品たちをじっと眺めていたとき、これは使える!とひらめいてあてがってみた所…ピッタリだったんですね〜これが。
 それにこの排気口?のディティールが何よりも気に入ってしまったのです。(^0_0^)


以上が当艦建造上の主要部分となります。
6.グレートヤマト(第二期改装後バージョン)の外観
これよりアングルを変えて当艦をご紹介いたします。

★Fig6-1前方より★

★Fig6-4左舷前方下★

★Fig6-2前方上方より★

★Fig6-3主砲旋回中★

★Fig6-5後方下部ビュー★

★Fig6-8左舷艦橋後方より★→

★Fig6-9後部左舷下方より★

★Fig6-7左舷全砲門測的中★

<sa-toshi(管理人)より>
さて、如何でしたでしょうか。全長60センチに及ぶ、まさに「大ヤマト」です。……置き場所は大丈夫なのでしょうか?と余計な心配をしてしまいます。
私個人としては、以前より製作途中の段階で写真を見せて頂いておりましたので、その製作ペースの速さに舌を巻いております(*v.v)。それにしても、元が大きいとやはり重量感が感じられるように思えます。
やはり興味深いのは、製作者の個性が完成品に現れるということですね。私のグレートヤマトをこのサイズにスケールアップすると、絶対に同じ物にはなりません。資料に縛られすぎずにいられる……これがキャラクターモデルの醍醐味でしょうか。

-僚艦工廠通信 第2部 閉幕-